付喪神玲子と業火の館の殺人
同年2月23日日曜の午後5時半頃。笠野勇一は自宅にて、見たかったニュース番組を父親と一緒にていた。占いもお天気コーナーも終わり、番組が終了すると、勇一はひとりで自分の部屋がある2階へ向かう。
「頑張れよ、勉強!」
父親にそう声をかけられ、勇一は、
「おぅ」
とだけ返事をして、階段を駆け上っていった。
自室に入ると内鍵をかけ、ふぅとため息をつく。その瞬間、勇一の世界が広がる。
勇一はゆっくりと回転椅子に腰かけ、机の上のノートパソコンのサイドにUSBメモリを挿入して、起動させた。パスワードを入力してログインすると、家のWi-Fiに繋がっているのを確認し、Gメールを開き、受信箱を確認。誰からもどこからもメールが来ていないことを確認すると、勇一は同じ中学の同級生でもあり恋人の紫堂杏奈宛てにメールを新規作成する。
≪おこんばんは。僕だよ≫
≪次の文化祭で配布する部誌のメインの短編ミステリのアドバイスが欲しい。
by:笠野勇一≫
そんな旨のメールに、出来上がった原稿を添付し、送信した。
杏奈からの返信はすぐに来た。
≪Re:おこんばんは≫
≪了解。笠野くんの短編、楽しく拝読するよ。読み終わったら早めに感想送るね。今はちょっと待ってて(^-^;)
紫堂杏奈より≫
≪Re:Re:≫
≪ありがとう。待ってるね≫
と返信してから、杏奈からの感想メールを待つ間、勇一はメールのタブを閉じ、Wordを開いて、公募用の長編ミステリ小説の執筆にとりかかった。
公募用の長編ミステリー小説が完結したところで、勇一は夕食の時間になるまでの30分間、ベッドで寝ることにした。
翌日の2月24日の午後6時頃。勇一は文芸部室のドアの前で、杏奈の入室を合言葉「バターナイフ」で受付手続きを行った。
「頑張れよ、勉強!」
父親にそう声をかけられ、勇一は、
「おぅ」
とだけ返事をして、階段を駆け上っていった。
自室に入ると内鍵をかけ、ふぅとため息をつく。その瞬間、勇一の世界が広がる。
勇一はゆっくりと回転椅子に腰かけ、机の上のノートパソコンのサイドにUSBメモリを挿入して、起動させた。パスワードを入力してログインすると、家のWi-Fiに繋がっているのを確認し、Gメールを開き、受信箱を確認。誰からもどこからもメールが来ていないことを確認すると、勇一は同じ中学の同級生でもあり恋人の紫堂杏奈宛てにメールを新規作成する。
≪おこんばんは。僕だよ≫
≪次の文化祭で配布する部誌のメインの短編ミステリのアドバイスが欲しい。
by:笠野勇一≫
そんな旨のメールに、出来上がった原稿を添付し、送信した。
杏奈からの返信はすぐに来た。
≪Re:おこんばんは≫
≪了解。笠野くんの短編、楽しく拝読するよ。読み終わったら早めに感想送るね。今はちょっと待ってて(^-^;)
紫堂杏奈より≫
≪Re:Re:≫
≪ありがとう。待ってるね≫
と返信してから、杏奈からの感想メールを待つ間、勇一はメールのタブを閉じ、Wordを開いて、公募用の長編ミステリ小説の執筆にとりかかった。
公募用の長編ミステリー小説が完結したところで、勇一は夕食の時間になるまでの30分間、ベッドで寝ることにした。
翌日の2月24日の午後6時頃。勇一は文芸部室のドアの前で、杏奈の入室を合言葉「バターナイフ」で受付手続きを行った。
