第2章

 5分後。ワッフルガールを外で待たせながら、結はカエル屋の試着室でバトルスーツの試着をする。
 姿見でどの色が似合っているのかや、サイズ感が合うかを考える。
 カーテンの向こうからカエル屋の店主が声をかける。
「もう3着目ですが、そろそろお決まりになりましたか、四條院様?」
 結局、やっと自分のサイズ感にピッタリで色も良いバトルスーツを3着買う。
この3着と新しく覚えた技が、結とワッフルガールの今後を左右するのだ。
 結はその3着のうちの1着を着たまま言う。
「これ、着たまま仕事に行きたい」
「オーケー。似合ってるから3割引きしてさしあげますね」

 買い物を済ませると、再びワッフルガールを連れて外を――真っ暗闇に光るネオンたちに照らされながら――歩く。勿論、懐中時計の索敵機能を展開しながら。
 ディストピアな世界に雨はつきもの。結はカエル屋の店主からおまけで貰ったゴーグルを装着している。
 早速、背後からの追っ手を調べ、敵だとわかると敵のみぞおちを狙ってハイキックして数千メートル後ろへかっ飛ばした。
 全方位を敵に許してしまった結は、祖父から教わった技を使いこなして足で薙ぎ払っていった。
 そうやって敵を倒してから、結はワッフルガールを連れてスロットを9に合わせた。

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