エッセイ

 メモの管理方法の一つとして、ルーマンによるツェッテルカステンという方法がある。もし、ツェッテルカステンという技法を聞いたことがなくても、obsidianならどうだろうか?一時期、AI要約とセットでネット記事が山ほど出ていたから知っている方もいるかもしれない。そもそも、obsidianはデジタルでツェッテルカステンをやる用のツールであるから。


 そんなツェッテルカステンを用いて、かつてはエッセイのテーマ管理をしていた。自分が書いた内容なんて忘れてしまうし、いちいちエッセイ本文を見ていたら時間がかかるのもあり、簡単に見返すことができそうだと思ったからである。しかし、フリーライティングを使ったやり方に変えてしまい、ツェッテルカステンのやり方を捨ててしまった。


 確かにフリーライティングを用いたエッセイネタの拾い出しは、毎日書く習慣をつけた今となってはちょうどいいやり方のように思える。しかし、毎日書くようなことといえば愚痴くらいであり、そうそうネタなんか思い浮かばないし、フリーライティングノートの上でまとめたネタがどこにあったか探すのがめんどくさくなってきた。そこで、ある程度まとめたネタを清書としてカードにまとめるツェッテルカステンのやり方をもう一度やってみようと思ったのである。




 自分の飽きやすい性格を考慮して、ツェッテルカステンを手軽な形にカスタマイズしている。まず、清書したメモをミニルーズリーフにまとめている。元々のツェッテルカステンのやり方では、カードにまとめていくのだが、自分の性格からして、多分カードをなくしてしまいそうだったので、ルーズリーフを使ってみることにしたのである。


 また、ツェッテルカステンでは、カード同士のつながりにキーワードやタグを使用する。キーワードにエッセイのテーマを、タグにエッセイのテーマとして使用・未使用を識別することにより、エッセイのテーマ管理をしようという魂胆である。


 もちろん、古典的なアナログのツェッテルカステンではなく、obsidianのようなデジタルのツェッテルカステンが主流ではあるのだが、デジタルだと際限なく膨らんでいくという欠点がある。自分の処理能力を超えたものはガラクタとさほど変わらない。そういうこともあるので、当面は手書きでいいかなと思っている。




 ちなみに、このエッセイについても、カード1枚から作っている。カード1枚をひらくと、おおよそ1000字のエッセイになる。情報整理としてツェッテルカステンがあまりにも楽な方法と思った次第である。あとは、定期的にカードを増やせるかであろう。
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