褒めるアルバイト
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*同僚夢主
*会話文
*ペンギンを労るだけの話
「(ペンギンくん、なんだかいつにもまして疲れてる気がするな)」
「はあ……」
「(ペンギンくんが倒れると、私の仕事の負担がとてつもないことになるし…あっ、閃いた)」
「そういえばさ! 私副業で褒めるバイト始めたんだよね」
「…褒めるバイト? なんだそれは」
「おっ、ペンギンくん興味ある?褒めるバイトは文字通りお客さんを褒めるアルバイトだよ!私の褒め技は評判もいい感じでさ、自己肯定感アップ間違いなし! お兄さん、ちょっと体験してみない?」
「ほう…金をもらって相手を褒めてるのか。わざわざ金を払ってまで褒めてもらうなんて虚しいだけだろ、俺はいい」
「えええええ! そんなつれないこと言わないでよペンギンくーん!折角だから試してみようよ!1回100円なんだよ?自販機のジュース1本の値段に満たない額を私に支払うだけで、自己肯定感満たせるんだよ??」
「1回100円って…お前それで副業になるのか?」
「うーん、まあ小学校低学年くらいの子のお小遣いレベルかな。それはおいといて、ね!ペンギンくん! 1回やってみてよー!ペンギンくんは特別に初回無料キャンペーンでお金とらないからさ!!すぐ終わる!!先っちょだけだから!!!」
「それ1番信用できないセリフ。はぁ、まったく仕方ないな…このままじゃ仕事にならん…終わったら頼むから大人しくしていてくれよ」
「はい!じゃあちょっと椅子動かしまーす!」
「(向き合って正面から褒めるのか…なんだか気まずいな)」
なでなで
「!!」
「よーしよしよしよし…ペンギンくんはすごいねえ。人間でも音を上げるような仕事をしてるんだもん、尊敬しちゃうな〜。博識だし、ペンギンくんと話してるとすごく勉強になるよ。パソコンって人間が使うことしか想定してない道具だよね。それを使いこなして仕事してるのもすごい。きっと今までいっぱい苦労してきたし頑張ってきたんだよね、本当にペンギンくんはすごいなあ。本当にペンギンくんには助けられてるんだよ。ペンギンくんがいなかったら乗り越えられなかった仕事、いっぱいあるし。私だけじゃなくて、パンダくんやシャチくん、上司さんだってペンギンくんには救われてると思うんだよね。口に出して言わないだけで皆ペンギンくんには感謝してるはずだよ、ありが」
「う、うおおおおおお!!!待て待て待て!!! な、なんかこれはマズイ気がする!!良くない気がする!!!」
「ぷーくすくす、ペンギンくんもしかして照れてるの?珍しー!!」
「こ、こんな子供みたいな…!そもそもこれは褒めるっていうより、ヨシヨシ子供をあやしている感じだろ!っていうか見た目じゃ人間と違って分かりにくいが、俺はお前よりも歳上で…」
「子供みたいとか大人だからとか、そういうのどうでも良いじゃん。頑張ってる人を褒めるのってそんなにおかしいこと?ペンギンくんはいつも頑張って仕事してるから身体を壊さないか心配してるんだよ」
「……むしろ今までの労働で身体壊してないのおかしいだろ、どうなってるんだ俺の身体…」
「あはは、本当にねー。よっ、流石社畜!ノーマルサラリーマンとは格が違うねぇ!社畜レベル、もしかしたらカンストしてるかも!?すごすぎる!」
「なんだよ社畜レベルって…全然褒められてる気がしないんだが」
「褒めてる褒めてる!褒めついでにキーボードを打ってお疲れの手?ヒレ??まあどっちでもいいか、ハンドマッサージしてあげるよ。ツボとか全然わかんないし知らないけど」
もみもみ
「…お前、初対面の客にもこういうことしてるのか」
「んー?…(他の人にやったことないけど…)まぁそうだね、初対面の人も初対面じゃない人も等しくお客さんなんだし、やるんじゃないかな?」
「…なんで疑問形なんだ?」
「あー!!うんうん、やってるやってるよ」
「……人の頭や手に、こんな風に触れたりして…もし客が変なやつだったらどうするんだ」
「…あー、なるほどね。ペンギンくんが心配してるようなことは無いから大丈夫だよ。なでなでとかハンドマッサージとか、おさわり系は動物限定のオプションだから人間にはしないよ!これは実は無料キャンペーン外でオプション料もらいたいところなんだけど、 私にとってのアニマルセラピーにもなるし無しでいいや!私たちウィン・ウィンの関係だねー」
「そう、か」
「ペンギンのヒレとか初めて触ったなー、ふわるわしてる印象あったけど、案外硬いんだね。通りでペンギンくんのペチペチは痛いわけだよ…」
「………」
「動物園のふれあいコーナーでもこんな経験できないよね。そもそもふれあいコーナーでペンギン見たことないかも。今回合法的に触れてラッキーかも?ヒュー!お得感あるなあ」
「…………………」
「ていうかそもそもペンギンと触れ合えるのは動物園じゃなくて水族館……ん??ありゃ、寝ちゃったかペンギンくん。…やっぱ疲れてたのかなあ……それか私にハンドマッサージの才能があったり…!?……は、ないか…。仕方ない、私のブランケット貸してあげるかぁ……」
,,,,
「ハッ、俺は…寝てしまっていた…のか…。んん??明日、いや今日…?締切の仕事、まだ終わっていないのに…俺は、寝て…?!!」
「おはよう、ペンギンくん。ぐっすりおやすみだったねー」
「い、今何時だ??……まずいまずいまずいまずい!!始業までの時間が少なすぎる…!!このままじゃ間に合わん!!!」
「ペンギンくんペンギンくん、これあげるよ」
「あーークソッ、今それどころじゃ…!、……こ、これは」
「ペンギンくんがスヤスヤ眠っちゃってたらから、代わりに私がやっちゃったよ〜!今日1日は私への感謝の気持ちを忘れず過ごすように!!」
「………」
「ふー、私これから今日の仕事のために英気を養ってくるから。ペンギンくんはこのまま引き続きお仕事頑張ってね!じゃあまた後で!!」
「………アイツなりに、俺を心配してくれていたのか…」
*会話文
*ペンギンを労るだけの話
「(ペンギンくん、なんだかいつにもまして疲れてる気がするな)」
「はあ……」
「(ペンギンくんが倒れると、私の仕事の負担がとてつもないことになるし…あっ、閃いた)」
「そういえばさ! 私副業で褒めるバイト始めたんだよね」
「…褒めるバイト? なんだそれは」
「おっ、ペンギンくん興味ある?褒めるバイトは文字通りお客さんを褒めるアルバイトだよ!私の褒め技は評判もいい感じでさ、自己肯定感アップ間違いなし! お兄さん、ちょっと体験してみない?」
「ほう…金をもらって相手を褒めてるのか。わざわざ金を払ってまで褒めてもらうなんて虚しいだけだろ、俺はいい」
「えええええ! そんなつれないこと言わないでよペンギンくーん!折角だから試してみようよ!1回100円なんだよ?自販機のジュース1本の値段に満たない額を私に支払うだけで、自己肯定感満たせるんだよ??」
「1回100円って…お前それで副業になるのか?」
「うーん、まあ小学校低学年くらいの子のお小遣いレベルかな。それはおいといて、ね!ペンギンくん! 1回やってみてよー!ペンギンくんは特別に初回無料キャンペーンでお金とらないからさ!!すぐ終わる!!先っちょだけだから!!!」
「それ1番信用できないセリフ。はぁ、まったく仕方ないな…このままじゃ仕事にならん…終わったら頼むから大人しくしていてくれよ」
「はい!じゃあちょっと椅子動かしまーす!」
「(向き合って正面から褒めるのか…なんだか気まずいな)」
なでなで
「!!」
「よーしよしよしよし…ペンギンくんはすごいねえ。人間でも音を上げるような仕事をしてるんだもん、尊敬しちゃうな〜。博識だし、ペンギンくんと話してるとすごく勉強になるよ。パソコンって人間が使うことしか想定してない道具だよね。それを使いこなして仕事してるのもすごい。きっと今までいっぱい苦労してきたし頑張ってきたんだよね、本当にペンギンくんはすごいなあ。本当にペンギンくんには助けられてるんだよ。ペンギンくんがいなかったら乗り越えられなかった仕事、いっぱいあるし。私だけじゃなくて、パンダくんやシャチくん、上司さんだってペンギンくんには救われてると思うんだよね。口に出して言わないだけで皆ペンギンくんには感謝してるはずだよ、ありが」
「う、うおおおおおお!!!待て待て待て!!! な、なんかこれはマズイ気がする!!良くない気がする!!!」
「ぷーくすくす、ペンギンくんもしかして照れてるの?珍しー!!」
「こ、こんな子供みたいな…!そもそもこれは褒めるっていうより、ヨシヨシ子供をあやしている感じだろ!っていうか見た目じゃ人間と違って分かりにくいが、俺はお前よりも歳上で…」
「子供みたいとか大人だからとか、そういうのどうでも良いじゃん。頑張ってる人を褒めるのってそんなにおかしいこと?ペンギンくんはいつも頑張って仕事してるから身体を壊さないか心配してるんだよ」
「……むしろ今までの労働で身体壊してないのおかしいだろ、どうなってるんだ俺の身体…」
「あはは、本当にねー。よっ、流石社畜!ノーマルサラリーマンとは格が違うねぇ!社畜レベル、もしかしたらカンストしてるかも!?すごすぎる!」
「なんだよ社畜レベルって…全然褒められてる気がしないんだが」
「褒めてる褒めてる!褒めついでにキーボードを打ってお疲れの手?ヒレ??まあどっちでもいいか、ハンドマッサージしてあげるよ。ツボとか全然わかんないし知らないけど」
もみもみ
「…お前、初対面の客にもこういうことしてるのか」
「んー?…(他の人にやったことないけど…)まぁそうだね、初対面の人も初対面じゃない人も等しくお客さんなんだし、やるんじゃないかな?」
「…なんで疑問形なんだ?」
「あー!!うんうん、やってるやってるよ」
「……人の頭や手に、こんな風に触れたりして…もし客が変なやつだったらどうするんだ」
「…あー、なるほどね。ペンギンくんが心配してるようなことは無いから大丈夫だよ。なでなでとかハンドマッサージとか、おさわり系は動物限定のオプションだから人間にはしないよ!これは実は無料キャンペーン外でオプション料もらいたいところなんだけど、 私にとってのアニマルセラピーにもなるし無しでいいや!私たちウィン・ウィンの関係だねー」
「そう、か」
「ペンギンのヒレとか初めて触ったなー、ふわるわしてる印象あったけど、案外硬いんだね。通りでペンギンくんのペチペチは痛いわけだよ…」
「………」
「動物園のふれあいコーナーでもこんな経験できないよね。そもそもふれあいコーナーでペンギン見たことないかも。今回合法的に触れてラッキーかも?ヒュー!お得感あるなあ」
「…………………」
「ていうかそもそもペンギンと触れ合えるのは動物園じゃなくて水族館……ん??ありゃ、寝ちゃったかペンギンくん。…やっぱ疲れてたのかなあ……それか私にハンドマッサージの才能があったり…!?……は、ないか…。仕方ない、私のブランケット貸してあげるかぁ……」
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「ハッ、俺は…寝てしまっていた…のか…。んん??明日、いや今日…?締切の仕事、まだ終わっていないのに…俺は、寝て…?!!」
「おはよう、ペンギンくん。ぐっすりおやすみだったねー」
「い、今何時だ??……まずいまずいまずいまずい!!始業までの時間が少なすぎる…!!このままじゃ間に合わん!!!」
「ペンギンくんペンギンくん、これあげるよ」
「あーークソッ、今それどころじゃ…!、……こ、これは」
「ペンギンくんがスヤスヤ眠っちゃってたらから、代わりに私がやっちゃったよ〜!今日1日は私への感謝の気持ちを忘れず過ごすように!!」
「………」
「ふー、私これから今日の仕事のために英気を養ってくるから。ペンギンくんはこのまま引き続きお仕事頑張ってね!じゃあまた後で!!」
「………アイツなりに、俺を心配してくれていたのか…」
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