君の幸せの詩 【流川✕三井】

流川「俺のもんになって?先輩…」

三井「る、流川…」

流川「俺はずっと アンタしか
見ていなかった。妻もいたのに。
その妻でさえも 妻のことを
愛していなかった。俺が本気で愛していたのは アンタなんだよ。」

三井「でも…」

流川「あの頃から 俺はずっと
アンタのことを見ていた。
アンタがBリーグに入った後も…俺は
アンタのことを調べて見ていた。」

三井「ほ、ほとんど ストーカーじゃねぇか!!」

流川「アンタ限定だから。俺のもんになって。早く。亡くなった奥さんのことは忘れなくてもいいから、俺のもんになって。」

三井「流川…俺 男だぜ?お前の子
産めない。」

流川「梢と颯がいる。」

三井「どちらも 俺やお前の奥さんが
産んだろうが。好きな人の子を産みたいのが
夢だろうが。」

流川「そうかもしれねー。でも
俺にはアンタしかいねぇ。」

三井「……。」

流川「なら 梢と颯に
俺等のことをパパママって 言わす。」

三井「ぷっ お前 必死なんだな。」

流川「だから アンタ限定って
言ってる。」

三井「……」

流川「どうすれば アンタを俺のもんになってくれる?」

三井「梢がお前に懐いてくれたらな。そして…」

流川「?」

三井「俺と梢を幸せしてくれるなら。
いいぜ?」

流川「本当に…俺のもんになってくれるの?」


流川はそっと 三井を抱き締めた。

すると 三井の答えは…
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