流三特集

3年だった三井たちが卒業しても
流川と三井は 別れなかった。

そして 3年になった流川たち湘北が
全国制覇した次の日

流川は三井を呼び出した。


三井「は?アメリカ?」

流川「うす‥プロになって
ある程度稼いだら 迎えに行くッス」

三井「だから 待ってろって?」

流川「うす」

三井「無理だな。オレ 待つのが嫌いなんだよ。
どのみち オレは日本から 出られない。」

流川「なんで!」

三井「日本のプロバスケに行くから。
あるチームから 誘いが来てるんだよ。」

流川「俺のところに来てくれないの?」

三井「ああ そうだ。」

流川「だったら 別れます?」

三井「そうだな。番にもなってねぇし。
いいんじゃね?」

流川「そうッスね」


流川が深く後悔するのは
この数年後。

流川は あのあと アメリカに渡り
大学行き NBAの選手になり
活躍になった。

そんな時 チームメイトの選手が
流川に話し掛けてきた。


?「ルカワ 日本にいい選手がいるって
知ってるか?」

流川「知らん。誰?」

?「スリーポイントの名手‥」


流川はドキとした。
けれど 流川は三井の他にも 神がいる。


流川「神か?」

?「違うよ。Ωなのに 何回かチームを優勝させてるよ。確か‥三井寿かな?」

流川(三井先輩‥!)

?「しかも 子供もいるんだぜ?うちのコーチが
ぜひ来てほしいって言ってたんだぜ?」

流川「子供!?」

?「知らなかったのか?番が居なくて
一人で育てるって」

流川(じゃあ‥あの時 三井先輩は
妊娠してたこと?オレの子を‥?)


流川は走り出した。


?「おい!?ルカワ!?」

流川「その子の父親 もしかしたら オレの子かもしれない!」

?「は!?お前の子!?」


流川は 一人で暮らしてるマンションに
戻り 急いで 帰国の準備を済まして
空港に行った。


流川(三井先輩と別れたのか 5年前
だとすると 子供は 5歳か4歳になってるはず!
なんで 言わなかったんだ!言えば
オレはアメリカに行くの諦めるを選ぶと?)

流川と別れたのは 5年前。
三井のお腹の中には 新しい命が宿っていた。

両親を亡くしたばかりの三井にとって
新しい家族が増えるということは
嬉しかった。

だから 流川に言って
側に居てほしいと言おうと思っていた。
しかし 流川は アメリカに行くと
言われた。

三井は 流川の夢を壊したくないと思い
日本でプロバスケの選手になるからと
流川に言っていた。

実際に 日本のBリーグのチームの何個か
誘いが来ていた。

流川と別れたあとは 両親が残してくれた貯金で
節約しながら 生活していた。

流川と同じ誕生月 流川の誕生日から
5日後に元気な女の子を出産した。

1月6日だったから 霊夢と
名付けた。

霊夢は 流川に似ているが
性格は 三井に似た。

霊夢が誕生してから 月日は
流れていく。

霊夢は バスケにハマッて
いつも バスケの練習している。

試合続きで 漸く貰えた休みを
利用して 三井は 霊夢を連れて
桜木たちと会っていた。

そんな時 宮城からの電話で


宮城『三井サン 悪いですけど
来てくれますか?霊夢ちゃんを連れて‥』

三井「いいぜ?これ以上
霊夢にお下品な言葉を
覚えさせたくないからな」

宮城と約束した場所に
宮城よりも 早く着いてしまった。


霊夢「ママ〜抱っこして」

三井「分かった。ほら おいで。」


三井の足は止まった。
そこには 日本に居ないはずの流川が
立っていた。


霊夢「あー!ルカワだ!ママ!ルカワが
いるよ!」

流川「アンタ 酷いっす
オレに子供が出来たなら
言ってほしいっす」


流川は 霊夢ごと 三井を優しく抱き締めた。



数日後 アメリカで
流川が 奥さんと娘を連れて
チームメイトから 質問攻められるのだった。

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