流三特集

今年は 暑い。猛暑。
だから 安西から
涼しくなるまで 午後からの練習は
中止と言われて

付き合い出したばかりの
三井と流川にとって 
苦しかった。

最初は ラインとかあるから
大丈夫!と言っていたが

流川好きの三井は 少しずつ
元気が無くなっていた。

おやすみの言葉やスタンプを
送ったら

翌日のおはようまで
流川とは 話が出来ない。

三井は 大学受験生のため
あんまり 寝ていない。

だから 三井は 思い切って
流川におやすみのラインを送って
勉強せず 財布とスマホを
ポケットに仕舞って

母親に「コンビニ行ってくる!」と言って
出掛けた。

電車に乗って
流川の家がある駅に
到着。

早速 三井は 流川に
今から 会わない?とラインした。

すると 流川は慌てて やってきた。
三井は 抱き締めてくれるのかな?と期待した。


流川「アンタ!馬鹿じゃねぇの!?こんな
遅く出掛けて!」


三井のその願いは流川の怒鳴りにより
砕けだ。

しかし 強気の三井も言い返す。


三井「仕方ねぇじゃん!会いたいにきまって
来たんだよ!悪いか!?それとも
俺に会いたくなかったのかよ!?」

流川「!!」

三井「もう いい‥!お前とは別れて
桜木と付き合うから‥!」


三井が走り出す瞬間に
流川は 三井の手首を掴んだ。


三井「なんだよ!」


流川は 後ろから 三井を
抱き締めた。


流川「ごめんなさい‥別れるとは
言うな‥俺だって
先輩に会いたかった‥」

三井「‥…」

流川「もう 別れるって言うな。」

三井「ごめん‥」

流川「先輩に会ったら
俺 きっと 先輩を抱き潰すかもしれないから‥」

三井「流川ならいい‥」

流川「いいの?」

三井「ああ‥っ!」

流川「じゃあ お仕置きしないとな」

三井「なんでだよ!」

流川「どあほうのところにいくって
言ったよな?」

三井「それは‥」

流川「決まりだ。どのみち
俺んち 親いねーから‥」

三井「ええー!?」
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