04.星に願いを
「灰原は、黙ってついて来ればいいんだからな!」と、そうコナンは哀に言うのである。
『黙ってついて来ればいいって、いったいどこに連れ出すのよ』と、そう哀は言う。そう、コナンに居場所を言わずに連れ出されているのだから気になるのである。
「それは、まだ教えられねーえよ」と、そうコナンは言う。
そう、コナンは哀に居場所は伝えてない。
『もう、いい加減にしなさい…。私、怒るわよ』と、そう哀は言うのだった。
「ったく、灰原が怒ると言っても怖くねーえんだよ。それに、場所なら…。もう少しで着くから心配すんな」と、そうコナンは言う。
『もう少しって、それにこんな夜に連れ出したんだから…。理由ぐらいはあるんでしょ?』と、そう哀はちょっと呆れモードにもなっていた。
そして、目的の場所に着くのだった。
「灰原、上の方を見てみろよ」と、そうコナンは哀に空をみるように促すのである。
『えっ?いったい、何があると言うのかしら?』と、そう哀は気になるのだった。
「まぁ、寝転がって上を見えれば分かるぜ」と、そうコナンは言う。
そして、コナンは寝転がってしまう。
『ちょっと、どうして寝転がる必要があるのかしら?』と、そう哀は憎まれ口を叩きながらも寝転がって上を見る。
そして、どれくらいの時間が過ぎただろう…。星たちが流れ始まった。
『キレイ…。都会にも、こんなにも星がキレイに見られる場所なんて残っていたのね…。もう、星なんて見える場所なんて限られているのかと思ったわ』と、そう哀の口から言われるとは思っていなかった。
「ここに、オメーを連れて来たんだ…。蘭もこの場所は知らないんだからな」と、そうコナンは哀に教えるのだった。
『蘭さんも知らないって…。私なんかに、この場所を教えても良かったのかしら?』と、そう哀はコナンに言うと…。
「別に構わないと思って、教えたんだ。それに、ここに居れば…。本当の自分に、戻れる気がしてな…。」と、そうコナンは言うのである。
『本当の自分?江戸川コナンじゃなく、工藤新一にと言う意味かしら?たまには、本当の自分を思い出すためには悪くないわね』と、そう哀は少しあまり切ない顔を見せ言う。
「灰原…。もしも、元に戻ったとしてもオレは相棒としては離れるつもりなんてないからな」と、そうコナンは言うのだった。
『工藤くん、それって…。相棒としてなのね…。それにアナタには、蘭さんが居るんだから…。ちゃんと、気持ちは伝えなきゃダメよ』と、そう哀は言うのである。
「そうだな、元に戻ったら…。蘭に、オレの気持ちを伝えねーえとな」と、そうコナンは言う。コナンは哀の気持ちを知らない。
『そう…。(ホント、蘭さんのことが好きなのね…。私の気持ちなんて、分かってくれてもないのね)』と、そう哀の声はどこか切ない雰囲気があった。
「それじゃ、灰原…。帰ろうぜ、書き置きも残していねーえし博士に心配かけるわけにはいかないからな」と、そうコナンは起き上がって哀に言う。
『そうね、素敵な場所を教えてくれてありがとう…。工藤くん』と、そう哀はコナンにお礼を言うのだった。
「イヤ、別に言われるようなことでもねーえよ…。また、いつかは連れて来てやるよからな」と、そうコナンは哀には言うのである。
『あら、ずいぶんと優しいのね…。名探偵さん』と、そう哀は言うのだった。
「はぁ、そんなわけねーえだろ?たまには、休息も大事だと言っているだけだからな」と、そうコナンは言うのであった。
『それもそうね、休息を取ることも大事かも知れないわね…。でも、解毒剤は絶対に完成させるから…。』と、そう哀は言うのである。
「そうか…。」と、そうコナンは言うだけだった。
そして、コナンと哀の2人はそれぞれへと家路に着く。
その日の流れた流れ星に、2人は何を願ったんだろうか?
それは、自分たちのことしか願っていないんだろう…。
その願いは、叶うかは人それぞれなんだと思う。
きっと、2人で見た星空は忘れることなんてない。
『黙ってついて来ればいいって、いったいどこに連れ出すのよ』と、そう哀は言う。そう、コナンに居場所を言わずに連れ出されているのだから気になるのである。
「それは、まだ教えられねーえよ」と、そうコナンは言う。
そう、コナンは哀に居場所は伝えてない。
『もう、いい加減にしなさい…。私、怒るわよ』と、そう哀は言うのだった。
「ったく、灰原が怒ると言っても怖くねーえんだよ。それに、場所なら…。もう少しで着くから心配すんな」と、そうコナンは言う。
『もう少しって、それにこんな夜に連れ出したんだから…。理由ぐらいはあるんでしょ?』と、そう哀はちょっと呆れモードにもなっていた。
そして、目的の場所に着くのだった。
「灰原、上の方を見てみろよ」と、そうコナンは哀に空をみるように促すのである。
『えっ?いったい、何があると言うのかしら?』と、そう哀は気になるのだった。
「まぁ、寝転がって上を見えれば分かるぜ」と、そうコナンは言う。
そして、コナンは寝転がってしまう。
『ちょっと、どうして寝転がる必要があるのかしら?』と、そう哀は憎まれ口を叩きながらも寝転がって上を見る。
そして、どれくらいの時間が過ぎただろう…。星たちが流れ始まった。
『キレイ…。都会にも、こんなにも星がキレイに見られる場所なんて残っていたのね…。もう、星なんて見える場所なんて限られているのかと思ったわ』と、そう哀の口から言われるとは思っていなかった。
「ここに、オメーを連れて来たんだ…。蘭もこの場所は知らないんだからな」と、そうコナンは哀に教えるのだった。
『蘭さんも知らないって…。私なんかに、この場所を教えても良かったのかしら?』と、そう哀はコナンに言うと…。
「別に構わないと思って、教えたんだ。それに、ここに居れば…。本当の自分に、戻れる気がしてな…。」と、そうコナンは言うのである。
『本当の自分?江戸川コナンじゃなく、工藤新一にと言う意味かしら?たまには、本当の自分を思い出すためには悪くないわね』と、そう哀は少しあまり切ない顔を見せ言う。
「灰原…。もしも、元に戻ったとしてもオレは相棒としては離れるつもりなんてないからな」と、そうコナンは言うのだった。
『工藤くん、それって…。相棒としてなのね…。それにアナタには、蘭さんが居るんだから…。ちゃんと、気持ちは伝えなきゃダメよ』と、そう哀は言うのである。
「そうだな、元に戻ったら…。蘭に、オレの気持ちを伝えねーえとな」と、そうコナンは言う。コナンは哀の気持ちを知らない。
『そう…。(ホント、蘭さんのことが好きなのね…。私の気持ちなんて、分かってくれてもないのね)』と、そう哀の声はどこか切ない雰囲気があった。
「それじゃ、灰原…。帰ろうぜ、書き置きも残していねーえし博士に心配かけるわけにはいかないからな」と、そうコナンは起き上がって哀に言う。
『そうね、素敵な場所を教えてくれてありがとう…。工藤くん』と、そう哀はコナンにお礼を言うのだった。
「イヤ、別に言われるようなことでもねーえよ…。また、いつかは連れて来てやるよからな」と、そうコナンは哀には言うのである。
『あら、ずいぶんと優しいのね…。名探偵さん』と、そう哀は言うのだった。
「はぁ、そんなわけねーえだろ?たまには、休息も大事だと言っているだけだからな」と、そうコナンは言うのであった。
『それもそうね、休息を取ることも大事かも知れないわね…。でも、解毒剤は絶対に完成させるから…。』と、そう哀は言うのである。
「そうか…。」と、そうコナンは言うだけだった。
そして、コナンと哀の2人はそれぞれへと家路に着く。
その日の流れた流れ星に、2人は何を願ったんだろうか?
それは、自分たちのことしか願っていないんだろう…。
その願いは、叶うかは人それぞれなんだと思う。
きっと、2人で見た星空は忘れることなんてない。
3/3ページ