カモフラージュ
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ガチャッ
「あ、葵さ~ん、探してましたよぉ」
『お?まおきゅん、何か用だった?あ、昨日一緒に行けなくてごめんね』
「いやいや、そんなんは全然いいんです。ちょっと待ってくださいね」
そういや、昨日葵に急に仕事が入っちゃって三田とアニメのイベント行く約束してたのに行けなくなって残念がってたな。
三田はカバンの中から何かを手に戻ってくる。
「じゃーん!」
『え、これ』
「3千円買ったらクジが引けまして葵さんの推しキャラ出ました~。非売品ですよ~」
『えー、いいなぁ』
「いやいや、あげますって」
『えっ?マジで・・・?いいの?』
「もちろん!もらってください」
どうやら推しの顔のクッションらしい。
葵はそれをギューッと抱き締めたあと
『まおきゅん、ありがとー』
って言いながら三田をギューッと抱きしめた。
「はっ、え?ちょっ、葵さん。まずいです」
三田は葵の肩を押して距離を取ってるけど
『だいじょぶ、だいじょぶ。めちゃめちゃ嬉しいんだもん』
葵はそれはもうニッコニコの笑顔でほんまに嬉しそう。戸惑う三田に構わず
『はぁぁぁ。ほんとにありがと。
まおきゅん、大好きぃ。次は必ず一緒に行こ』
とか言いながらまた抱きついてる。
好きとか言われて三田はわたわたしてて。
さや姉は夢莉の胸元に顔をつけつつ見てる。
おや?その向こうにいる百花も反応してますね。
気にしてませんよって顔してるけどいつもは誰かと誰かが喋っとっても見たりせえへんもん。