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夢小説設定
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はぁ。気まずい。あれからずっと無言の彩。
他のメンバーも寝始めたからもう私も寝ようと目を瞑った・・・のに
「・・・また寝たフリするん?」
『え?』
「観覧車。起きてたやろ」
『は?ぐっすり寝てたし』
「いや、起きてたやろ。バレバレやで」
『・・・・・』
「観覧車で言ってたのんどういう意味?」
『あれは・・そのまんまの意味やで』
「それって好きってこと?」
『・・・さぁ?』
「はぁ?」
『いや、好きなのかはまだ分かんない感じ?』
「なんなん、それ」
『しょうがないじゃんか』
「・・・こっちはもう好きやのに」
『へ?え?えぇぇぇぇーーーっ!!』
「葵、うるさい!」
『あ、ごめん』
後ろで寝てた朱里ちゃんに怒られてしまった。
さっきよりコソコソ喋る。
『いやいや、待て待て。そんなわけないじゃん』
「なにがや」
『観覧車の事があってそんな気になってるだけだって!・・・あ!あれだ!!つり橋効果的なやつでしょ!』
「ちゃうわ!!」
『だって、観覧車降りる時、手繋ぐの嫌がってたし』
「あ、あれは・・・その・・・ドキドキしてたから・・・」
『へ?』
「変に意識しちゃってん・・・・」
『・・・・・』
「なんで黙る?」
『・・・いつから好きなの?』
「あー、おばけ屋敷で・・・?」
『はぁ?あそこで好きになる要素あるか?』
「いつもイケメンぶってるのにあんなかわいい一面見せられて好きになっちゃってんもん!あたしもビックリやわ!」
『・・・はぁ。なんか恥ずいわ』
「え?なになに?かわいいって言ってほしいの?」
『いや、言ってない。やめろ』
「#葵#ちゃん泣いてたのかわいかったね~」
『彩、マジでやめろ』
彩がめっちゃ笑顔でいじってくる。
「あれぇ?葵ちゃん顔真っ赤やけどぉ?」
『もうほんとにやめて・・・恥ずかしい』
「ははっ。マジで#葵#かわいいわ」
ここで頭ぽんぽんするとか・・・
その楽しそうな笑顔とか
『・・・彩? なんか・・・今好きかも』
「あっは。ほんじゃぁめでたく両想いってことやな」
『まぁ、そういうことになる・・かな』
「これからよろしくな」
『あー、うん』