ストーカー
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『えーと。とにかくストーカーではないです。でも、怖い思いさせちゃってごめんね』
「いえ」
『あたし、神楽葵って言います』
「神楽さん」
『女の子と付き合ってたの聞いて余計に不安にさせちゃった?まったく。優子さんめ』
「そんなことないです!」
『そ?』
「はい。・・・ただ人見知りなだけです」
『あはは。かわいいね。夜道危ないし送っていこうか?』
「いえ。大丈夫です。すぐそこなんで」
『そりゃそうか。初対面で自宅知られるのは怖いもんね』
「そういうわけではないですけど」
コンビニのすぐ横の小道のとこで
『じゃぁ。気をつけてね』
「え?この先入って行くんですか?」
『へ?あー、うん。こっからしか行けないから。うち、コンビニの上のアパートだからさ。優子さんはそれで顔馴染みなの』
「なるほど。だから・・・」
『なにが?』
「あ、いや、コンビニでストーカーを確認しようと思ったのに通過しなかったんです」
『あぁ。なるほどね・・・って、ほんとにストーカーだと思われてたんだね』
「すいません」
『いや、いいの。あたしが悪いんです。ぐすん』
「ふふ。では、失礼します」
『はーい。気をつけて』