ストーカー
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夕飯を食べ終わってTVも区切りがついた頃。
『あー、と。彩はさぁ、彼氏とかいるの?』
なんの前触れもなく急やな。
「え?」
『あ、ごめん。言いたくなかったらいいの』
また謝ってる。
「いや、ええけど。・・おらへんよ」
『そうなんだ・・・ちなみに、彼女は?』
「彼女は、おったことないかな」
『そう・・・だよね』
そんな悲しそうな顔せんといてや。
「・・・・・」
『・・・・・』
「んでも、葵ならアリかな、と思てる」
『えっ!!ちょっと待っ』
「葵が好きです」
『あ、あ、あぁぁぁ』
え?
『なんで先に言っちゃうんだよぅ。・・・んんっ。あたしも彩が好き。付き合ってください』
「ははっ。こちらこそお願いします。でもひとつ条件。悪くないのに謝るの禁止」
『あぁ』
「あぁ?」
『謝られるとこっちが悪者みたいで嫌って、フラれました』
「え?別れた理由それ?」
『はい』
「へぇ。でも良かった。そんなんで別れてくれて。おかげであたしは葵と付き合えるから」
『さやかぁ』
ちょっと泣きそうな顔で言うから抱きしめてあげた。
カッコいいのにこの甘えたのギャップ何?
めっちゃキュンとくる。
顔が見たくて体を離したら葵が
『キスしていい?』
って、聞くから
「だ~め」
って、答えてあたしからキスしてあげた。
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