ストーカー
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『はい、どうぞ~』
「おじゃましま~す」
『適当に座っといて~。夕飯作るから』
「え。手伝う」
『いいからいいから。TVでも見てて』
葵はTVをつけてからキッチンに立った。
冷蔵庫とか冷凍庫とか開けて
『彩、パスタとオムライスどっちがいい?』
「え?んー、じゃ、オムライス」
『はは。かわいい』
「は?」
『おっけー。じゃ、オムライスね』
ザー、ザッザッ、ピッピ、コンコン、カッカッ。
TVを見てるふりをしながら葵が料理してるのをこっそり見てる。
サラダを作って、レンジでご飯を解凍して、卵を割って溶く。
手際良くてカッコええなぁ。
葵がこっち振り向きそうな気がしたから慌ててTVを見てたふり。
『彩~、嫌いなもんある~?』
「あー、嫌いなもんは特には無いなぁ。甘いのは苦手やけど」
『あいよ』
喋ってる間も手を動かしてて
「葵、料理得意なん?」
『得意っつーか、好き、かな』
「へぇ」
『もうできるよ。あとは卵乗せるだけ』
「ん、ありがと」
『はい、お待たせ~』
「わぁ、おいしそ」
『あ、何飲む?水、お茶、コーヒー、紅茶、ジュース、お酒もあるよ』
「え?お店みたいやな。葵は何飲むの?」
『あたしはオレンジジュース』
「あははっ。かわいい」
『え?こら、笑うな』
「そんなカッコいいのにオレンジジュースて」
『・・・カッコよくないもん』
「あたしもオレンジジュースにしよかな」
『はいよ』
わざわざまたキッチンから持ってきてくれた。
『さ、食べよ~』
「いただきます。んぐ。・・・おいし」
『そ?良かったぁ』