聖なる夜に
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「はぁ??なんや、それ!!」
めちゃめちゃ大きな声で言うから周りのお客さんも店員さんも一斉にこっちを見る
『あ、すいません。なんでもないです~。もう。彩、静かにしてよ』
「あぁ、ごめん。って、アイツちょっと殴ってくるわ」
『いや、いいって。なんか彩に話したらもうどうでもよくなったし。怒ってくれてありがとう』
「そ、そうなん?」
『うん。でも最悪なクリスマスだったな~』
「・・・よし!これから楽しもう!」
『へ?』
「パァーっと・・・遊園地でも行くか」
そう言って立ち上がり、そのまま遊園地へ行って。
絶叫系は苦手だって言ってんのに乗せられて涙目になって、逆に高いとこ苦手な彩を観覧車に乗せて涙目になってて爆笑したり、嫌なこと思い出さないくらい楽しい時間だった。
陽が沈む頃、遊園地から出て駅にむかってるけど、なんかまだ一緒にいたいな。
『あ、あのさ』
「んー?」
『彩、もう帰る?』
「え?どっか行く?あたしは大丈夫やで」
『こういう時は海行くのかなぁ?』
「はぁ?なんでやねん!クリスマスの夜に海とか寒いだけやん。もっとあったかいとこにしよ~や」
『あー・・・じゃぁ』
そんな話をして連れてきたのは
「すっげぇ高そうなホテルやなぁ」
彼に最後に手渡された紙にはこのホテルの名前と部屋にある物は全て会計済みだと書いてあった。
チェックインを済ませてホテルの人に連れられてきたのはなんとスイートルーム。
「ありがとうございました」
って彩が挨拶してドアを閉める。
『このホテルに泊まるの憧れだったの。まさかこんな感じで泊まることになるなんてね』
彩は部屋のカーテンを開けて
「うわぁ~めっちゃいい景色やん・・・こんなとこ泊まろうとしてたなんて・・・エロいな。うひひ」
『ちょっと、なんでよ』
「とりあえずシャワー浴びてきたら?色々スッキリするやろ」
『・・・うん』