君のために
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その後、激尾古へ戻りながら
「さっきのなんなん?」
『あー。愛されちゃってるからってやつ?』
「ちゃうわ。いるっちゃいるっての」
『あ、そっちか』
「ああやって曖昧に答えて気ぃ持たしてんとちゃうやろな?」
『そんなことないよぉ』
こうやってちょっとしたことで拗ねるのほんとかわいい。
って本人に言ったら照れて殴られそうだけど。
「どーだか」
『信用ないなぁ』
ジロリと見られてニコッと笑えば
アントニオはため息まじりに
「・・・まぁ、いいわ」
『めっちゃ不満そうですけど?』
「毎回、今回みたいな平和な呼び出しとは限らへんから気ぃつけぇや」
『はーい』
「ほんまに分かってる?」
『ケンカのコツ分かってきたし、あたし意外と弱くないしさ。それに』
「それに?」
『ピンチになったらアントニオが助けにきてくれるもん』
「・・・甘えるな」
『うへへ』
「ったく。あんま心配かけんといて」
『はーい。気をつけまーす』
「はぁ。ほんま頼むで」
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