君のために
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
いざ戦ってみればやっぱりアントニオとこびーって凄いな。戦い方は違うけど息ぴったり。
あたしはあたしの戦い方でちゃんと倒していった。一度3人同時に殴りかかられて2人は避けたけど3人目に殴られそうになった時、アントニオが回し蹴りで助けてくれた。あまりにあざやかで、つい
『かっこいい』
と、こぼせば
ニヤリと笑ってその顔にまた惚れた。
見回りが終わって激尾古に戻る途中
「あ、あの!!」
女の子がびくびくしながら声をかけてきて。
「あ?誰だ、お前」
ツリシが睨みをきかせば
「神楽さんですよね」
『え?あたし?』
「ちょっとお話ええですか?」
『あ、え、はい』
「あたしも残るからみんな先帰って」
アントニオが言うとその子は更にびくっとした
「え・・・」
『だいじょーぶ。噛みついたりしないから』
その子に微笑みかければ安心したのか微笑み返された。
道ばたもどうかと思ってちょっと先にある公園のベンチに座って。
『アントニオはちょっと離れといて』
「は?」
『隣のベンチでいいから』
めちゃめちゃ不服そうな顔してる
『この子あたしに用があるんだもん。アントニオいたら話しにくいじゃん』
「ちっ」
『舌打ちするな!』
「あ、あの、あたしは別に」
『いいの!』
「あ、はい。すいません」