君のために
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それから戦いまくった。
優子さんが誰かのために戦えって言ってたからアントニオや激尾古の悪口言ってるやつは片っ端からやっつけてやった。
ついでにダサ高のやつらに絡まれてる他校の子も助けてあげたんだけどお礼を言われるとやっぱ嬉しいな。それにこびーが喧嘩が好きなのが今なら分かる。倒したときの達成感?征服感がたまらなくなってきた。
ここ数日、色んなやつと喧嘩したけどあたしのダメージはほぼない。ダサ高って大したことないな。あの日アントニオが土下座する必要なかったじゃんか。あたしがヤバかったとしてもアントニオなら瞬殺だったに違いない。
よし!仇を取りに行こう!
そんでその足でアントニオに会いに行こう。
ダサ高に向かってる途中、後ろからつけられてる気がして角を曲がって待ち伏せしてたら犯人はツリシだった。
アントニオの指示なのか聞いてみたらたまたま見かけたからって言うけどそれならすぐに声かけてくるはずだからやっぱりアントニオの指示なんだろうな。
でもどういう意図で?
別れてしまった今、アントニオがあたしを探す意味がない。そうなるとやっぱりアントニオの指示じゃないのか?
あたしがダサ高に行くことをツリシに告げると
「1人で行くんですか?また前みたいに」
って言うから話の途中で殴ってやった。
あの日のせいで色々変わってしまったんだ。
それにあの時のあたしとは違うんだ。
もうアントニオには迷惑も屈辱も味合わせない。
ツリシの前髪を掴んで
『アントニオには言うな。わかったな?』
と、釘をさす。
ちょっと睨みをきかせてやったら明らかに怯えたから悪いなと思って頭を撫でたらフッと安心した顔をしたツリシ。
もう尾行するなと言ってダサ高に向かう。
ダサ高を制圧したらアントニオに会える。
そう思うと走り出さずにはいられなかった。