君のために
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葵 side
翌日。
アントニオと会うのが気まずくて学校には行けないし激尾古のパトロールエリアもうろうろできないなぁ~って思いながらダサ高エリアをうろうろしてると
「うちらも見たかったよな」
「な」
「アントニオの土下座とか」
『おい、お前ら!』
先に体が動いてしまった。
1人は顔を殴り、1人はお腹を蹴った
バキッ、ドガッ
「いってーな!何すんねん!」
いたたた。
やっぱり顔殴ると手が痛いな。
ここぞという時だけにしよ。
「おい!聞いてんのかよ」
『あ?あぁ、聞いてなかったわ』
「てめぇ!!」
相手が襟元掴もうとしたからスルッとよけて膝でわき腹を蹴った
「うっ」
「てめぇ、何もんだ?」
『あたしは激尾古の神楽葵。アントニオを馬鹿にするやつは許さない。うらぁっ!!』
ドガッ
わき腹を押さえてうずくまってるやつの頭を横から蹴った。
ドサッ
『あたしにさえ勝てないんだから、今後いっさいアントニオを馬鹿にすんなよ。わかったな?』
ギロッと目力強めに見れば2人は
「は、はい」
と、弱々しく答える。
『よろしい』
その場を立ち去る。
え、なにこれ。楽しい。
あたし、もしかして強いのかな?
いや、たまたま弱い相手だった?
とりあえずあたしも戦えるってことがわかった。
よし!激尾古のため、アントニオのために倒しまくるぞ。