2月14日
夢小説設定
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タッタッタッタ
足音が聞こえたと思ったら
「はぁっ、はぁっ。ちょっと待ってください」
山本さんだった
『あれ?ファンの子たちもういいの?』
「いいです!大丈夫です」
『あ、そう?ライブお疲れさま』
なんか目を合わせるなんてできなくて視線を外して話す。に、しても素っ気なかったかな。
山本さんは何も言わずに隣に並んで一緒に歩き始めた。チラッと横目でそれを見れば黒のブーツかっこいいなぁと思いつつ紙袋いっぱいのプレゼントが見えてしまった。
『はぁ』
・・・・やば。ため息ついてしまった。
「あー、今日はすいませんでした」
凄く申し訳なさそうに話す山本さん。
『え?』
「強引にライブ見せたりして。途中、泣いてはったし。・・・嫌でしたよね」
『待って!違うの。そんなことない!』
立ち止まって山本さんの方に向く。
・・・・え?なに、この子犬。
『かわ・・』
しょぼん。
その表現ぴったりの山本さんがそこにいた。
かわいい~って撫でたくなっちゃう。
さっきライブしてた人と同じ人ですか?
『えっとぉ。お腹すいてない?』
「・・・だいじょぶです」
俯きながらそう言ったあと急に顔をあげて
「あっ。すいません。神楽さんお腹すいてますよね。どっか行きますか?」
『ううん。大丈夫。んー、この先の公園でちょっと話そ。その前にコンビニ寄っていい?』
「え、あ、はい。どうぞ」