2月14日
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
彩side
迷ったけど美優紀に相談することにした。
「なぁ、美優紀」
「なに?彩ちゃん」
「あのさ、あたしに惚れるとしたらどこだと思う?」
「え?あたしが彩ちゃんに?」
「あー、ちゃうちゃう。美優紀がじゃなくて。あのぅ・・・その・・・えっと・・・あ、あたしに好意を持ってほしい人というか」
「そんなすぐ拒否られると傷つくねんけど・・・。それに、なに?そのまどろっこしい言い方。つまりは彩ちゃんが好きな人ってことやんな?」
「う、あ、まぁ、そんなとこや」
「・・・・・」
「な、なんや」
「へぇ~。彩ちゃんがねぇ。まぁ、彩ちゃんに惚れるとしたらライブの一択しかないやん」
「は?一択?」
「そうやで」
「いやいや、顔とか声とか仕草とかなんかあるやろ」
「いや。ライブ一択やな」
「・・・・・」
「ギター持って歌ってる彩ちゃんは生き生きしてるしな。それ見て周りのみんな彩ちゃんにキャーキャー言い出すねん」
「美優紀はキャーキャー言ってくれへんの?」
「・・・もう見飽きた」
「おい。なんでやねん。・・・まぁいいや。よしライブか。バンドの皆に相談してみよ。バイトの後なら大丈夫やと思うし」
神楽さんに好きだと伝えてから前よりはあたしを意識してくれてるのか、バイト中に目が会う回数が増えたり話す機会も増えた気はしてる。
でもまだ好きになってはもらえてない気がするからこのライブで好きになってくれたらええなぁ。
まずはライブに来てもらわな話にならんな。
バイト終わりにどうやって誘おうかな・・・。