2月14日
夢小説設定
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仕方なくテーブルに用意してくれてたドライヤーで髪を乾かして待つことに。
乾いたあとは買ってきてくれた水をいただくことにした。しかし3本て。さすがにそんなに飲まんわ。
スマホをいじりながら待ってるとお風呂から葵が出てきた。あたしが言うのもなんやけどメイクを落とした葵は少し幼く見えてかわいい。タオルで拭いたままだから髪ボサボサやし。気まずいのか、こっちの様子をうかがう目線がまたかわいい。
「頭乾かしたげよーか?」
『え、あ、うん。じゃあ・・・』
あたしの前に座らせて髪を乾かす。
髪の毛柔らかいんやな、とか頭まん丸やな、とか
首の後ろにホクロあるんや、とか新鮮な発見。
乾かし終わってブラシでとかす。
『はぁ。気持ちよかった。ありがとう』
なんて言うからそこにポツンとあるホクロにキスをした。
『ひゃっ!?』
変な声をあげながら手で押さえる葵。
その手をやんわり下ろさせながら抱きついて肩に顎を乗せながら話しかける。
「あたしな、葵のこと好きやねん」
『えっ?うん』
「葵が思ってるよりもっと好きや」
『・・・ありがと』
「んでな、誰にも渡したくないねんよぉ」
『ん?・・・うん』
「独占欲?っていうんかな、強い方やねんな」
『ん?あぁ・・・』
「・・・・・」
『・・・・・』
「・・・それも美優紀から聞いてた?」
『あー、うん。まぁ。・・・あっ!!』
「はぁ・・・」
『いや!ち、違うの!』
慌てて振り返ろうとするからそうはさせへん。
さっきよりギューッとして
「なんで隠すん?毎日美優紀と連絡とってるんやろ?」
『みるきーめ、言わないでって言ったのにな』
小さな声で言っても残念ながら聞こえる距離。
「あたしに内緒にするのは浮気ってことでいいですか?」
『ち、違うじゃん!彩のことしか聞いてないもん。あたしだって彩のこと大好きだから。出会ったのわりと最近で知らないことばっかりだし。でも直接聞くにはさぁ、ほら、ちょっと恥ずかしいっていうか・・・みるきー、なんでも聞いていいって言うし』
葵を抱きしめてるあたしの腕をむにむに触りながらちょっと早口で言う。
「恥ずかしくてもあたしに直接聞いてほしい。ちゃんと答えるから」
『・・・うん。ごめん』
「2人のことは2人で解決したい」
『うん。そうだね。ごめん』