2月14日
夢小説設定
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彩side
『あー、今日も楽しかった』
「・・・・」
普通に夕飯を食べて普通に会話して。
楽しかったけど!
あのことに話を持っていけなかった・・・。
『さっ。帰ろっか』
そう。このまま家まで送ってもらってバイバイがいつもの流れ。
「あのさ」
『ん?』
「葵の家行きたい」
『え?・・・あー、今から行ったら遅くなっちゃうからまた今度にしようよ』
「やだ。今行きたい」
『やだって・・・』
「今日行ったらダメな理由あるん?」
『いやぁもう時間がさ』
スマホを取り出して電話をかける。
「あ、ママ?今日友達んとこ泊まる」
『ぅえっ?』
葵が変な声出したから顔の前に人差し指をたててシーってやれば口に手を覆って静かにする。
「うん、うん、わかってる。はーい」
電話を切って
「これでいいやろ?」
葵はちょっと困ったみたいな複雑な顔
『うーん・・・もう。しょうがないな』
それから手は繋いでるけどなぜか無言で葵の家に向かった。