短編NL
……ほんっとにこういう日に告白とかやめてよ
見つめる先はラインの画面
「突然ごめん、俺ずっと紗良のこと好きだった」
今日じゃなかったら嬉しくって舞い上がりそうな祐樹からのライン
今日は4月1日、エイプリルフール
この文面は嘘か、ほんとか、
「エイプリルフールでしょ、お疲れ様 笑」
嘘だったらはやくばらして。
でも嘘じゃないって言ってほしい。
「嘘じゃねーよ。ほんとに好き。だから俺と付き合ってください」
やっぱり信じられない。ずっと一緒にいて男子にはやし立てられたときも怒ってたのに、
「私も祐樹のこと好きなんだけどほんとにほんと?」
「ほんとだよ。そんなに信じれないんなら明日秘密基地にきて」
次の日、4月2日私は"秘密基地"にきてた。
公園の一角、私たちが小さいころに遊んでたところ。
もう裕樹は着いてて私をまってた。
「お待たせ、昨日の話ってほんとなの?」
「まだ聞くのか、ほんとだよ。紗良が好きだ、ずっとまえから。俺と付き合ってください」
見つめる先はラインの画面
「突然ごめん、俺ずっと紗良のこと好きだった」
今日じゃなかったら嬉しくって舞い上がりそうな祐樹からのライン
今日は4月1日、エイプリルフール
この文面は嘘か、ほんとか、
「エイプリルフールでしょ、お疲れ様 笑」
嘘だったらはやくばらして。
でも嘘じゃないって言ってほしい。
「嘘じゃねーよ。ほんとに好き。だから俺と付き合ってください」
やっぱり信じられない。ずっと一緒にいて男子にはやし立てられたときも怒ってたのに、
「私も祐樹のこと好きなんだけどほんとにほんと?」
「ほんとだよ。そんなに信じれないんなら明日秘密基地にきて」
次の日、4月2日私は"秘密基地"にきてた。
公園の一角、私たちが小さいころに遊んでたところ。
もう裕樹は着いてて私をまってた。
「お待たせ、昨日の話ってほんとなの?」
「まだ聞くのか、ほんとだよ。紗良が好きだ、ずっとまえから。俺と付き合ってください」
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