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会話文たち

「御剣さん、みぬきインスタ始めたんですよ」
「いんすた?」
「写真とか動画とかインターネットに上げて、情報を発信するんです。天才美少女マジシャンとしては欠かせないツールですよ!」
「ほう。そういったものにはあまり詳しくなくてな」
「こんな感じで、今日あったこととかを写真と一緒に書き込むんです。全世界に公開する日記みたいなものですね」
「日記を他人に見せるのか?抵抗はないのか……?」
「もう!パパと同じこと言うんだから……そんなんじゃ時代に取り残されちゃいますよ!」
「ムゥ……」
「御剣さんもやってみたらどうですか?無理に顔出ししなくてもいいし、鍵をかければ知り合いだけが見れるようにもできますよ」
「……け、検討しよう」

「っていうやりとりを三ヶ月前にして、なんと御剣さん、ホントにインスタ始めたんです。身内しかフォローしてないしされてない鍵垢で。そして現在に至るんですけど……心音さん、ちょっと見てくださいよ」
「ん?なになに?えーと」


『やはりこの形が一番しっくりくる』
【赤いナイトが青いポーンを追い詰めた形で置かれているチェス盤の写真】

『今日の紅茶はダージリンだ』
【二人分のティーセットと、青いジャケットがソファーにかけられている写真】

『ドライブは気分転換に最適だ。海はいいな』
【砂浜に二人分の影(ひとつは頭がトゲトゲしている)が映っている写真】

『もう二度と無くさない事だな』
【机の上に弁護士バッジと検事バッジ、ペアリングが置かれている写真】


「……完全に匂わせてるね。ナルホドさんとの関係を。うーん、周りへの牽制なのかな?」
「そう思うでしょ?これ全部天然でやってるんですよ」
「えぇ……」
「御剣さんが芸能人だったら大炎上ですよね~」
(この投稿がナルホドさんにバレても炎上しそう……)

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