眠りの森
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7. schedule
【am7:00】
起床。家の外へ出ると天気が良く、暖かった。ほとりの水で顔を洗う。
【am7:30】
朝食はホットミルクとたまご焼き。分厚いリストを眺めながら食事を済ます。頭の中で今日一日の予定を立て、食器を片付ける。
【am8:00】
袋分けしたルピーと、前の晩に作っておいたフルーツケーキを鞄に詰め、出かける。
【am11:00】
馬宿で一休み。リト族の青年がいたが、彼ではなかった。
【pm14:00】
カカリコ村へ到着。リストに載っている家を一軒ずつ回る。
子どもたちは少し見ないうちに随分と成長していた。
でも、私が持ってきたフルーツケーキで無邪気に喜ぶ姿は昔と全く変わりなかったので笑ってしまった。元気そうで良かった。
【pm18:00】
ハテノ村へ到着。リストに載っている家を一軒ずつ回る。
この村の人は優しい人たちばかり。子どもたちも温かな家庭で楽しく暮らしているみたいだ。
今日は一晩ここで休んで、明日ウオトリー村へ向かおう。
【pm21:00】
1日の終わりに日記を書く。
しかし真っ先に1か月前のページへ遡る。リーバル様と出会い、一緒に食事をした日の日記だ。
彼に腕を掴まれた時、背中に乗せてもらった時、向かい合って食事を摂った時…
文章を追いながら、その日の出来事を一つ一つ鮮明に思い出す。
気付けば私は毎日このページを読み返していた。
【pm23:00】
今日はあの日の夜と同じ三日月が空に浮かんでいる。
また会いたいな、と思いながらも、もうきっと会えないな、と思う。
『どうしても寂しくてたまらなくなったら、またリトの村へ来なよ。』
彼が別れ際に言ってくれた言葉はとても甘い誘惑のよう。
何度もリトの村へ赴こうと心も身体も揺れ傾いては踏みとどまった。
他者に自分の存在をこれ以上詳しく知られたくなかった。
―またリーバル様に会いたい。
ベッドの中で堂々巡りをしていると、いつのまにか眠っていた。
---to be continued---
【am7:00】
起床。家の外へ出ると天気が良く、暖かった。ほとりの水で顔を洗う。
【am7:30】
朝食はホットミルクとたまご焼き。分厚いリストを眺めながら食事を済ます。頭の中で今日一日の予定を立て、食器を片付ける。
【am8:00】
袋分けしたルピーと、前の晩に作っておいたフルーツケーキを鞄に詰め、出かける。
【am11:00】
馬宿で一休み。リト族の青年がいたが、彼ではなかった。
【pm14:00】
カカリコ村へ到着。リストに載っている家を一軒ずつ回る。
子どもたちは少し見ないうちに随分と成長していた。
でも、私が持ってきたフルーツケーキで無邪気に喜ぶ姿は昔と全く変わりなかったので笑ってしまった。元気そうで良かった。
【pm18:00】
ハテノ村へ到着。リストに載っている家を一軒ずつ回る。
この村の人は優しい人たちばかり。子どもたちも温かな家庭で楽しく暮らしているみたいだ。
今日は一晩ここで休んで、明日ウオトリー村へ向かおう。
【pm21:00】
1日の終わりに日記を書く。
しかし真っ先に1か月前のページへ遡る。リーバル様と出会い、一緒に食事をした日の日記だ。
彼に腕を掴まれた時、背中に乗せてもらった時、向かい合って食事を摂った時…
文章を追いながら、その日の出来事を一つ一つ鮮明に思い出す。
気付けば私は毎日このページを読み返していた。
【pm23:00】
今日はあの日の夜と同じ三日月が空に浮かんでいる。
また会いたいな、と思いながらも、もうきっと会えないな、と思う。
『どうしても寂しくてたまらなくなったら、またリトの村へ来なよ。』
彼が別れ際に言ってくれた言葉はとても甘い誘惑のよう。
何度もリトの村へ赴こうと心も身体も揺れ傾いては踏みとどまった。
他者に自分の存在をこれ以上詳しく知られたくなかった。
―またリーバル様に会いたい。
ベッドの中で堂々巡りをしていると、いつのまにか眠っていた。
---to be continued---