一方、幸人と哲也は会話をするのであった。
「幸人君、君の過去を聞かせてくれないか？」
「哲也さん、わかりました。俺は一度目の人生で、鬼舞辻無惨に家族を殺されました。その後、俺は地球の騎士として覚醒しました。」
哲也の言葉に幸人も悲しそうな表情をするのであった。
「幸人君、辛かったな？あかりちゃんとはいつ出会ったんだ？」
「ええ、あかりが上弦の鬼である黒死牟にさらわれそうになった所を俺が助けました。その後、あかりが２回目で黒死牟にさらわれた時に黒死牟に強姦されたあかりを再び助け、俺とあかりは相思相愛の仲になりました。」
哲也の言葉にあかりと出会いを話す幸人であった。
「最後、無惨と最終対決をしたんだろ？」
「ええ、俺が無惨に殺され、その後、あかりがプリンセスフローラとして幻の金水晶を全解放をして、無惨を倒しましたが、代償にあかりの寿命が無くなりそのまま息を引き取ったそうです。」
「幸人君とあかりちゃんはカシウスさんとアリオスさんに出会ったんだろ？」
「ええ、カシウスさんはリベールでの事件で出会い、アリオスさんはクロイス家の陰謀の事件で出会いました。」
哲也の言葉に幸人もカシウスとアリオスの出会いを話すのであった。
「カシウスさんが軍人で、幸人君の師匠で、アリオスさんが遊撃士で、あかりちゃんの師匠なんだろ？」
「ええ、俺が八葉一刀流の壱の型中伝で、あかりが八葉一刀流の弐の型中伝です。」
哲也の言葉に幸人が自身とあかりが八葉一刀流の使い手だと話すのであった。
「君はこれからどうするつもりだい？」
「ええ、俺は市丸さんを助けたいです。彼は護廷十三隊三番隊隊長市丸ギンさん。彼は幼馴染である松本乱菊さんがいます。彼は藍染をいつか殺そうとしています。」
「その、市丸という男が藍染と何か関係があるのかい？」
「ええ、護廷十三隊五番隊隊長の藍染惣右介、やつは外道で最低な男です。目的のために手段を選ばず、自分の手を汚さず一部始終をやりつくす、それがあいつのやり方です。」
哲也の言葉に藍染の詳細を幸人は話すのであった。
「何故、市丸が藍染に恨みがあるんだい？」
「ええ、市丸さんが過去に留守の際に残虐な藍染によって一緒に暮らしていた心優しい乱菊さんが襲われ、彼女の魂魄の一部が奪われるという事件が起きました。愛する女性である乱菊さんの仇を討つためであり、彼女の奪われた魂魄を奪い返すためだそうです。」
哲也の言葉に幸人は藍染が事件を起こし、外道な出来事を話すのであった。
「藍染外道だな。君は藍染を許さないんだね？」
「ええ、俺はあいつが嫌いです。用済みとなった部下を殺しています。あいつは心宿以上に外道です。」
哲也も藍染に怒りを見せ、幸人も藍染が心宿以上に外道だと話すのであった。
「幸人君、あかりちゃんを守ってくれ。」
「ええ、俺があかりを守ります哲也さん。」
哲也の言葉に幸人もあかりを守ろうと決意するのであった。その後、あかりと幸人達の前に鬼宿と星宿が表れるのであった。
「あかり、私もあかりを守るのだ。」
「星宿ありがとう。」
星宿の言葉にあかりも感謝するのであった。
「幸人、俺がお前を守るぜ。」
「ああ、礼を言う鬼宿。」
鬼宿の言葉に幸人も感謝するのであった。
「星宿君、君はあかりが好きなんだね？」
「あかりの兄ですね？私は幸人の恋の好敵手で、朱雀七星士の星宿です。」
奎介の言葉に星宿も自己紹介するのであった。
「鬼宿、貴方幸人と仲がいいのね？」
「ああ、俺にとって一番のダチは幸人だぜ。」
唯の言葉に鬼宿も幸人とは親友同士である。
「鬼宿、あたしは貴方にはもう未練はないわ。哲也さんと今は付き合っているから安心して？」
「唯、すまねえな。お前の気持ちを踏みにじって悪かったな。」
「いいの、あたしは哲也さんがいるから大丈夫よ。貴方は美朱と幸せになってね。」
「ああ。」
唯の言葉に鬼宿も了承するのであった。
「あかり、お前幸人君と星宿君に愛されているんだな？」
「そうね、幸人さんとは相思相愛の仲だし、星宿も私に未練があるみたいなの。」
「あかり、私は今でもお前が好きだ。」
「星宿、貴方の気持ちを受け取ることができないけど、一人の人間としては好きよ。」
「ああ、ありがとう。」
あかりの言葉に星宿も満足するのであった。その後、あかり、幸人、星宿、鬼宿は唯たちと別れ、遊撃士教会に向かうのであった。