「行くぞ、「風」疾きこと風の如く。」
「甘いっすね。八葉一刀流弐の型疾風！斬……！」
真田が風林火山の風を出し、リョーマもテニスで疾風で対抗するのであった。
「なら、「林」徐（しず）かなること林の如く。」
「お返しっすよ。八葉一刀流壱の型螺旋！」
真田が風林火山の林を出し、リョーマも螺旋を出すのであった。
「なら、「火」侵掠すること火の如く。」
「くっ！八葉一刀流弐の型裏疾風！」
真田が風林火山の火を出し、リョーマも苦戦するが、裏疾風を出すのであった。
「奥の手だ。「山」動かざること山の如し。」
「風巻く光よ、我が剣に集え！ ・・・はああああっ！ ・・・奥義！ 風神烈破！！」
真田が風林火山の山を出し、リョーマも風神烈破で対抗するのであった。その後、リョーマの勝利で終わるのであった。
「まだまだっすね。」
「俺の負けだ。」
リョーマの言葉に真田も納得するのであった。その後表彰式で、準優勝である、立海は辞退するのであった。他の学校が真田の傲慢な態度にイライラするのであった。
一方、あかりは見知らぬ男にナンパされるのであった。
「お嬢ちゃん、俺とお茶にいかない？」
「え？困ります。」
あかりが困惑するのであった。その後、あかりを助けたのが立海の副部長である真田であった。
「たるんどる！女に手を出すなど俺が許さんぞ！」
「覚えてろ！」
真田の言葉にナンパ男も捨て台詞を吐くのであった。その後、あかりは声を掛ける。
「あの、私を助けていただいてありがとうございます。私は真芝中１年の黒崎あかりといいます。」
「黒崎、お前が無事でよかったのだ。俺は立海３年の真田弦一郎だ。」
あかりが感謝し、真田も安心するのであった。
（黒崎、今までの女の中で一番うつくしいな？）
真田もあかりの容姿の美しさと内面の良さに、一目惚れするのであった。
あかりに好意を抱いているテニス部は手塚、跡部、真田であった。立海の柳生もあかりみたいな真面目でおしとやかな女性だと知り一目を置くのであった。
「黒崎さんは今までの女性の中で一番美しいですね？」
「あの、お世辞でもありがとうございます。」
「お世辞ではないのですが、地場君の彼女ですね？」
「ええ、私は幸人さん一筋です。」
柳生の言葉にあかりも幸人が好きだと自覚するのであった。
あかりの内面の美しさに他の女は叶わず、あかりが一番男にもてるのであった。