あかりが中学1年であり、幸人が中学３年の頃である。あかりの制服はセーラー服である。幸人の制服は学ランである。あかりと幸人は真芝中に通うのであった。真芝中と青春学園のテニス部が合同試合だったため、あかりと幸人は迷子になっているリョーマに声を掛けた。
「あの、貴方迷子なの？」
「俺とあかりがテニス部を案内するぞ。」
「あんたら、大丈夫だね。」
あかりと幸人の言葉にリョーマも安心するのであった。その後、あかりと幸人はリョーマをテニス部の場所に案内し、リョーマは無事手塚達と合流するのであった。
「越前が世話になったようだな。」
「テニス部の部長ですね？初めまして、私は真芝中１年の黒崎あかりです。吹奏楽部に所属しています。」
「手塚、越前が無事でよかったな？俺は真芝中３年の地場幸人だ。吹奏楽部の部長だ。」
あかりと幸人は手塚に自己紹介するのであった。
「そうか、黒崎、地場、俺はテニス部部長の手塚国光だ。」
あかりと幸人に自己紹介するのであった。大石達もあかりと幸人に自己紹介するのであった。その後、あかりと幸人はリョーマたちと別れ、音楽室に向かい、吹奏楽部の部員と共にコンクールの練習をするのであった。
数か月後、真芝中は吹奏楽の合宿があり、あかりと幸人は合宿所に向かうのであった。合宿所には青学テニス部もいて、手塚は腕の治療のために、ドイツに向かうのであった。
「大石さん、お久しぶりです。」
「大石、お前が手塚の代理部長だな？乾、データを取りに来たんだろ？」
あかりが大石に声を掛け、幸人も大石と乾に声を掛けるのであった。
「黒崎さん、地場君、久しぶりだね。」
「黒崎、地場、お前達のデータを取らせてもらうぞ。」
大石も乾もあかりと幸人に声を掛けるのであった。その後、乾はあかりと幸人のプロフィールをノートに書きこむのであった。
「黒崎あかり、真芝中１年であり、吹奏楽部のホルン奏者だ。地場幸人、真芝中３年であり、吹奏楽部の部長兼トランペットパートリーダーだ。」
「乾さん、私と幸人さん以上に頭の回転が優れていますね？」
「乾、データを書かなくても頭がいいな。」
「そうか、黒崎は３年の頃には吹奏楽部の部長兼ホルンパートリーダーになりそうだ。」
あかりと幸人の言葉に乾もあかりが３年の頃には吹奏楽部の部長兼ホルンパートリーダーなる事を推理するのであった。その後、あかりと幸人は吹奏楽の部員と共にコンクールの練習をするのであった。練習が終わり、あかりと幸人は吹奏楽部部員と共に食堂で夕食を取っていた。リョーマ達テニス部のレギュラーも夕食を食べていた。
その後、あかりは香蓮と同室であり、幸人は巧と同室であった。
月刊プロテニス編集者である芝沙織があかり達の合宿所に現れるのであった。
「え？貴方は一体？」
「あたしは『月刊プロテニス』の編集者の芝沙織よ。」
「失礼しました。私は真芝中１年の黒崎あかりです。吹奏楽のホルン担当です。」
「芝さんですね？俺は真芝中３年の千場幸人と言います。吹奏楽部長兼トランペットパートリーダーです。」
芝の自己紹介に対してあかりと幸人も自己紹介するのであった。その後、芝に質問攻めに合うあかりと幸人であった。あかりと幸人が恋人同士である事がリョーマ達にばれるのであった。
「黒崎と地場さん、お似合いだね。」
「越前君、貴方ワジさんと声が似ているわよ。」
「そうだな、ワジさんの方が自由奔放だな。」
リョーマの言葉にあかりと幸人はリョーマの声がワジと声が似ていることを話すのであった。その後、氷帝のテニス部レギュラーも合流し、跡部はあかりを口説くのであった。
「あかり、お前美人だな？俺様は勝気な女が好きだが、お前みたいな真面目でおしとやかな女も悪くないぜ？」
「え？跡部さん困ります。」
「跡部、あかりに手を出すな！」
「猿山の大将、あんた最低っすね。黒崎は地場さんの彼女っすよ。」
あかりが困惑し、幸人とリョーマも跡部を止めようとするのであった。
「地場と越前か？いいじゃねえか、俺様は本気であかりを好きになった。俺様のインサイトではあかりと地場は剣術が得意なはずだぜ。」
「え？私と幸人さんが剣術が得意だと見抜いたのですか？」
「ああ、そうだ。俺とあかりは八葉一刀流の使い手だ。」
「ええ、私が八葉一刀流の弐の型で、幸人さんが八葉一刀流の壱の型の使い手です。」
跡部の言葉に幸人もあかりも八葉一刀流の使い手だと伝えるのであった。それに対して興味があったのは氷帝２年の日吉であった。
「黒崎、お前剣術が得意なんだな？俺も古武術が得意だから気持ちはわかるぞ。」
「日吉さん、もしよかったら、私と幸人さんの知り合いに泰斗流を教えてくれる方が、来るそうです。日吉さんに泰斗流を習得してもらうつもりです。」
「ああ、いいぞ。古武術だけじゃ、つまらないと思っていた所だ。黒崎、その人を連れてきてくれ。」
「ええ。ジンさんをこちらの世界に来てもらいます。」
「越前、お前には八葉一刀流を習得してもらうぞ。南次郎さんもユン・カーファイさんから剣術を習ったそうだ。」
「わかった。黒崎と地場さんから八葉一刀流を習得するよ。」
幸人の言葉にリョーマも八葉一刀流を習おうと決意するのであった。その後、ジンがあかりの世界に現れ、ジンは日吉に泰斗流を教えるのであった。
「若、お前さん素質があるな？」
「ジンさん、ありがとうございます。俺は跡部部長をいつか超えたいです。」
「その意気だ、若最後まであきらめるな。」
日吉はジンから泰斗流を習い、その後無事に習得するのであった。一方、リョーマはあかりと幸人から八葉一刀流を習うのであった。リョーマは八葉一刀流の壱の型と弐の型を習得するのであった。合宿が無事に終わり、リョーマは八葉一刀流テニスを習得するのであった。日吉も泰斗流テニスを習得するのであった。
テニス部の関東大会決勝の相手は立海であった。リョーマは真田と対決することになった。
「俺は黒崎と地場さんの為にこの試合は負けない。」
「そうか、勝負だ。」
リョーマの決意し、真田も本気になるのであった。真田のパワーリストの重りはすでに抜かれているのであった。