その後、３人目の朱雀七星士である柳宿はあかりに嫌がらせをしたことが幸人にばれた後、幸人から仕返しを受け、その後、自室に向かうのであった。
「あの子に嫌がらせをすれば、あの男に目を付けられたわ。あたしってバカね。」
柳宿はあかりに嫌がらせをしたことを後悔するのであった。その後、あかりと幸人は二人きりで、宮殿の外でデートをし、その後、無事に帰ってくるが、あかりと幸人は紅南国の人々を助けたいという思いのプレッシャーからか倒れるのであった。
「あかり、幸人、しっかりするのだ。あかりと幸人をそれぞれ部屋に運ぶのだ。」
「陛下、了解しました。」
その後、あかりと幸人はそれぞれ自室にベットの中の入り、魘されていた。あかりの看病は星宿が見るのであった。
「父さん、遊子、夏梨……。」
「あかり、そなた元の世界に帰りたいのか？」
あかりが父親と妹のことを思っていた。星宿もそれを見て驚くのであった。
一方幸人の看病は鬼宿が見ていた。
「兄さん……。」
「幸人、お前元の世界に帰りたいんだな？」
幸人は兄である衛を思っていた。鬼宿もそれを見て驚くのであった。
その後、星宿、鬼宿、柳宿はあかりと幸人について話し合うのであった。
「あのままではあかりと幸人は弱ったままだ。」
「星宿様、俺も幸人が一人で抱え込んでいたなんて驚きました。」
「陛下、一度あかりと幸人を元の世界に帰すべきです。」
星宿があかりと幸人を心配し、鬼宿も驚き、柳宿はあかりと幸人を元の世界に帰すべきだと話すのであった。
あかりは目を覚ますのであった。
「ここは宮殿ね？そっか、私幸人さんと共に倒れたのね。」
あかりは目を覚まし、自室にいたことに驚いた。
その後、あかりの自室に星宿が表れるのであった。
「あかり、大丈夫か？」
「星宿、ごめんね。心配を掛けて申し訳ないわ。」
星宿が心配し、あかりも気丈に振る舞うのであった。
「お前と幸人を元の世界に帰そうと思っている。」
「そんな、この国は私と幸人さんがいないと平和にならないんでしょ？申し訳ないわよ。」
「あかり、無理を頼んですまなかった。幸人共に太極山に向かうのだ。もちろん鬼宿と柳宿も一緒だ。」
「もしかして、巫女と守護者と七星士が自身の力で行く場所なんでしょ？」
「そうだ、太一君にあかりと幸人を元の世界に戻すのを頼むつもりだ。」
「私、幸人さんと共に一度元の世界に帰るわ。シルフィアにも報告するつもりよ。」
「そうか、お前と幸人が元気になったら、再びこの世界を救ってほしいのだ。」
「ええ。」
その後、星宿はあかりを抱きしめ、キスをするのであった。一方、幸人も鬼宿と会話をしていた。
「幸人、星宿様が太極山に向かうそうだぜ。」
「鬼宿、すまない。お前に迷惑を掛けて。」
鬼宿が心配し、幸人も申し訳ない顔をするのであった。
「気にすんな。お前には元気になってほしいぜ。」
「鬼宿、俺はお前と友達になりたい頼む。」
「いいぜ、俺もお前とはダチになりたいと思っていたところだぜ。」
「ああ、礼を言う。」
その後、幸人と鬼宿はお互いの恋人のことで話し合うのであった。