あかりと幸人は太一君から一線を越えてはいけないと忠告された2日後には、荷物整理が終わり、あかりと幸人は神座宝を探す旅に向かう前に、八葉一刀流の訓練を精神の世界で行おうと決意をした。精神世界の中に入る道具を使い、あかりと幸人はセーラー戦士の状態になるのであった。
「幸人さん、これから旅をする時は、今までと桁違いよ。」
「ああ、そうだな。青龍側も妨害もある。殲滅する覚悟で行くぞ。」
「ええ、そうね、行くわよ！」
「ああ、俺も手加減するつもりはない！」
あかりと幸人はそれぞれ剣を構えるのであった。あかりがシャインソードであり、幸人はアースカリバーを構えるのであった。
「八葉一刀流弐の疾風！」
「八葉一刀流壱の型螺旋！」
「斬……！」
「雷光剣！」
「八葉一刀流弐の型裏疾風！」
「八葉一刀流壱の型旋風斬！」
「風巻く光よ、我が剣に集え！ ・・・はああああっ！ ・・・奥義！ 風神烈破！！」
「行くぞ！・・・はああああっ！・・・奥義鳳凰烈波！」
あかりと幸人はお互い互角に戦うのであった。その後、あかりと幸人はボロボロ状態になり、その後現実世界である紅南国の宮殿に戻るのであった。
「あかり、幸人、大丈夫か？」
「星宿、ごめんね。精神世界で幸人さんと訓練したわよ。」
「星宿様、すみません。俺もあかりもボロボロになるまで戦いました。青龍側に勝つためには、死ぬ気の覚悟で行くつもりです。」
星宿が心配し、あかりも幸人も精神世界でボロボロの状態で戦ったことを話すのであった。
「そうか、あまり無理はするものではないぞ。」
「「ええ。」」
星宿の言葉にあかりも幸人も了承するのであった。その後は、あかりが回復の力を使い、幸人と自身の傷を治すのであった。
「サンヒーリングケアエヴォリューション！」
「あかり、礼を言う。」
「どういたしまして、幸人さん。神座宝を手に入れるわよ。」
「ああ。」
あかりと幸人は神座宝を手に入れ、朱雀を呼び出そうと決意をするのであった。その後、あかり達が旅に出ている間、紅南国に残っている星宿はあかりからもらったグラールロケットを首に掛けるのであった。
（あかり、お前の餞別の首飾り。状態異常を防ぐことができたのだ。礼をいう。）
星宿はあかりからもらったグラールロケットのおかげで、毒などの状態異常を防ぐことができて満足するのであった。その後、あかりが青龍側の天幕に向かい、心宿に強姦されそうになった時に、あかりの気が星宿に届くのであった。星宿の自室で、星宿が夢の中で、あかりが心宿に襲われそうになった出来事を見たのであった。星宿は目を覚ますのであった。
「あかり、大丈夫であろうか？巫女は処女（おとめ）ではなくてはならないのだ。幸人、あかりを守るのだ。」
星宿はあかりを心配し、幸人にあかりを託そうとするのであった。