あかりと幸人は唯と共に元の世界に帰り、あかりと唯は受験勉強をするのであった。
「あかり、あんた勉強に集中しているのね？」
「ええ、私の第一希望が城南学院よ。母さんのためにも頑張るつもりよ。」
「あたしも城南受けようかな？」
「ええ、お互いライバルよ！」
「ええ、そうね。」
あかりの言葉に唯も闘志を燃やすのであった。あかりが自宅に帰り、母親に声を掛けれれる。
「あかり、お帰り。幸人君から聞いたわよ。あんた城南受けるのね。」
「そうよ。母さん、私は自分の意思で城南を受けたいの。吹奏楽が有名だし、後進学校だから、真面目に生きていきたいの。」
「そっか、あんたなら、大丈夫そうね。」
あかりの母親も納得するのであった。あかりの兄奎介が声を掛ける。
「あかり、お前幸人君と同じ城南受けるんだろ。」
「ええ、そうよ。兄さん、私は本気で城南を受けるわ。」
奎介の言葉にあかりも本気モードになるのであった。その後、受験の日がやってきて、あかりと唯は受験の結果、どっちも城南学院に合格するのであった。
「唯、よかったわね。」
「あかり、あんたの方が成績がいいわね。」
あかりが主席合格であり、唯が次席であった。勉強ではあかりの方が上であり、唯は別に気にしていなかった。あかりと一緒にいれば成績の結果などどうでもいい唯であった。その後、卒業式が終わり、あかりと唯は中学の友人と共に記念撮影するのであった。
「あかり、あんたすごいね。」
「唯ちゃん以上に真面目だし、頭の回転が優れているわね。」
「ええ、ありがとう。」
「貴方達は四葉台高校ね。あたしとあかりは城南学院だから、頑張るわ。」
あかりと唯は友人に感謝するのであった。その後、あかりは家に帰り、幸人から高校一年の勉強内容を教わるのであった。
「高校の勉強の方が難しいわね。」
「ああ、お前の母親の期待にも応えた方がいいぞ。」
「ええ、そうね。幸人さんも今年が大学受験なのね、頑張ってね。」
「ああ、奎介さんに大学受験のことを聞く予定だ。」
あかりに言葉に幸人も大学受験を奎介に聞こうと決意するのであった。