その後、転生した星宿、柳宿、軫宿、張宿が子供の姿のままであった。あかり達は元凶を倒すために、紅南国に移動するのに、井宿の術で移動するのであった。あかりと幸人は星宿の妃である鳳綺と星宿と鳳綺の息子である芒辰と再会するのであった。
「あかりさん、幸人さん、お久しぶりです。」
「あかり、幸人、父上が世話になったようだ。この世界を救ってほしい。」
鳳綺と芒辰があかりと幸人に依頼するのであった。
「鳳綺さん、お久しぶりです。芒辰君、久しぶりね。」
「鳳綺さん、お久しぶりです。芒辰、安心しろ。俺とあかりがこの世界を平和にするつもりだ。」
「ありがとうございます。」
鳳綺が感謝をした。
「遊撃士教会空座町支部所属、黒崎あかり。」
「同じく遊撃士教会空座町支部所属、地場幸人。」
「遊撃士協会の規則に基づき、紅南国の異変を解決します。」」
あかりと幸人は遊撃士としての誇りを掛け、事件解決しようと決意するのであった。その後、真夜が自殺未遂を起こしたことに、あかり達は驚くのであった。
「幸人さん、真夜のことなんだけど、もしかしたら、自分の家族とうまくいっていないのね？」
「ああ、そのようだな。美朱とあかりと俺が羨ましかったから、妬んでいたんだろ？」
あかりと幸人は真夜が家族とうまくいっていないことに気が付くのであった。
「お前ら、相変わらず洞察力と観察力が優れているぜ。」
魏はあかりと幸人の勘の鋭さを高く評価するのであった。
その後、星宿を前世の姿にするためにあかりが声を掛けるのであった。
「星宿、この世界を救うのにあなたの力が必要なの。私が元の世界で朱雀の巫女だった時は貴方は幸人さんとは恋のライバル同士だったわ。お願いだから、前世の記憶を取り戻して！」
あかりが必至に転生した星宿に声を掛けるのであった。
「あかり、すまぬ。お前の世界では私はお前に恋をしたのだな？」
星宿も前世の記憶を取り戻し、姿が変わるのであった。
「星宿、ありがとう。」
あかりが星宿に駆け寄り、手を差し出すのであった。
「あかり、私もお前と共に戦うのだ。」
星宿もあかりに手を差し出し、あかりと星宿は握手をするのであった。
「星宿様、あかりとは気が合うぞ。」
軫宿はあかりと星宿が気が合うことに気が付くのであった。
「ああ、あかりと幸人の世界では、星宿様はあかりが好きだったんだな？」
「ああ、こっちの世界では魏がまだ鬼宿だったことに星宿様と恋のライバルだな。」
魏と幸人はあかりの世界では星宿が美朱ではなくあかりが好きだったことを話し合うのであった。
その後、元凶であるエセ朱雀を倒そうとするために、美朱、真夜、あかり、幸人は朱雀召喚の呪文を唱えるのであった。
「「「「四宮の天と四方の地、深き法と信と善を以って、南方守護の朱雀御身に告げたまわく、我　今堤の言を作す、七宿天より地に現ずは御身を渇仰す衆生の為の故、比に於いて諸の悪を滅し基の神力で我等を救護すべし、唯願わくば之を聞け、天より我がもとへ、降り立ち給え」」」」
あかり、幸人、美朱、真夜が本物の朱雀を召喚し、エセ朱雀は驚く、
魏が先に攻撃し、止めはあかりと幸人が刺すことになった。
「あかり、幸人、今だぜ！」
魏があかりと幸人に声を掛ける。
「ええ、幸人さん行くわよ！」
「あかり、了解だ。」
「「天より裁きよ！……はああああああ…・・！奥義雷神無双撃！」」
あかりと幸人はコンビクラフトを使い、エセ朱雀が消滅するのであった。
あかりと幸人の戦闘勝利場面。
「幸人さん、見事ね。」
「あかり、お前も見事だ。」
あかりと幸人はお互い声を掛けた後、手でハイタッチするのであった。
「お前ら、コンビクラフトさすがだぜ。」
「そうだな、あかりと幸人は私以上の剣の使い手だ。」
「あんた達はあたし達以上の実力者ね？」
「おいらも君達が美朱ちゃんと魏君と同じ相思相愛なのだ。」
「お前らも元の世界に帰るんやろ？元の世界の朱雀七星士によろしゅうな？」
「あかり、幸人、この世界はもう大丈夫だ。」
「あかりさん、幸人さん、ありがとうございました。幸せになってください。」
魏、星宿、柳宿、井宿、翼宿、軫宿、張宿があかりと幸人に感謝をした。
「ええ、ありがとう。」
「ああ、礼を言う。俺とあかりと魏と真夜は元の世界に帰るぞ。」
あかりと幸人は２０世紀の現実世界に行き、美朱のいる病院に向かうのであった。
「あかりちゃん、幸人君、ありがとう。美朱の意識が元に戻ったのは君達のおかげだ。」
「あかりちゃん、幸人君、四神天地書の世界を救ってくれてありがとう。」
「あかりちゃん、幸人君、美朱を助けてくれてありがとう。」
奎介、哲也、唯があかりと幸人に感謝をした。
「どういたしまして、これで一安心ですね？」
「礼には及びません。四神天地書はもう大丈夫です。俺とあかりは２１世紀に戻りますので。」
あかりと幸人はその後転移装置を使って元の世界に帰るのであった。あかりと幸人の帰りを星宿、鬼宿、柳宿、井宿、翼宿、軫宿、張宿が待っていて、あかりと幸人に掛け付けるのであった。
「皆ただいま。」
「２０世紀の世界の四神天地書の事件を無事解決したぞ。俺とあかりは今から報告書を作成するから、少し待ってくれ。」
「ああ。」
「ええ。」
「なのだ。」
星宿達は返事するのであった。その後、報告書を遊撃士の受付に提出し、あかりと幸人は遊撃士のランクがAランクになるのであった。
「幸人さん、これでアリオスさんと同じAランクになったわね。」
「ああそうだな。後は結社を倒せばSランクに昇格できそうだな。」
あかりも幸人も四神天地書の世界を救ったことでAランクの遊撃士になるのであった。
「私もあかりを守るのだ。」
「俺も幸人を守るぜ。」
星宿があかりを守ろうとし、鬼宿が幸人を守ろうと決意するのであった。
その後、転生した真夜があかりと幸人に声を掛ける。
「あかり、幸人、あたしが間違っていたわ。ごめんなさい。美朱先輩にも謝罪したわ。美朱先輩のお兄さんである奎介さんと付き合ってるわ。」
真夜はあかりと幸人にも謝罪するのであった。
「奎介さんから聞いたわよ。彼女がいるということを、真夜、貴女のことだったのね。」
「真夜、よかったな、今の家族とは仲が良好なんだろ？」
「うん、この世界に転生してから、あたしの両親はあたしを気に掛けるようになって、夫婦喧嘩もなくなったの。」
あかりと幸人の言葉に真夜も今の時代では家族との仲が良好であり、満足するのであった。
「真夜、悩みがあるなら、私か幸人さんに相談して。」
「お前はよく頑張ったな。前世では両親が不仲が原因で、お前の心に闇ができたんだろ？」
あかりと幸人は真夜を気に掛けるのであった。
「あかり、幸人、ありがとう。貴方達とはもっと早く出会いたかった。」
真夜もあかりと幸人に感謝するのであった。
こうして、真夜の心の闇を救い、あかりと幸人も安心するのであった。