あかりと幸人は朱雀側のバスに乗り込み、星宿達と楽しむのであった。運転席は奎介であり、鬼宿の恋人の美朱も一緒であった。美朱と鬼宿が一番後ろの席でいちゃつき、あかりと幸人カップルも席のとなりで、雑談するのであった。
「奎介さん、すみません。私と幸人さんも呼んで頂いてありがとうございます。」
「奎介さん、バスの運転お疲れさまです。」
あかりと幸人が奎介を気に掛けるのであった。
「あかりちゃん、幸人君、君達は２１世紀の朱雀の巫女と朱雀の守護者だね。朱雀七星士が全員無事だったのは君達の実力が高いからだ。」
奎介もあかりと幸人を気に掛けるのであった。その後、星宿はあかりに声を掛けた。
「あかり、私はお前を一人の女として好きなのだ。美朱には未練ないのだ。」
２０世紀の星宿は美朱には未練がなくなったかわりにあかりを一人の女として好きになるのであった。
「え？２０世紀の星宿も私のことが好きなの？」
「２１世紀の星宿様もあかりに恋愛感情がありましたが、最後には身を引き、その後、鳳綺さんと結婚しました。星宿様、貴方にはあかりを渡しません。」
あかりが驚き、幸人も星宿を恋のライバルとして挑むのであった。
「あかりさん、２１世紀の朱雀の巫女なんですね？角宿はどうなったのですか？」
「ええ、そうね。青龍七星士の氐宿が亢宿を殺そうとしたけど、私と幸人さんが亢宿を助けて、氐宿を殲滅したわよ。」
「その後に角宿と和解したぞ。俺とあかりに亢宿を助けたお礼に青龍七星士を裏切ったぞ。」
「そうなんですね？驚きました。」
あかりと幸人は２１世紀の四神天地書のできごとを話すのであった。
亢宿はその出来事に驚くのであった。その後、張宿が車酔いしたため、あかりがブローチを持って変身しとうとしていた。
「ゴールドサンクリスタルパワーメイクアップ！サンヒーリングケアエヴォリューション！」
あかりがセーラーサンになり、張宿の車酔いが治るのであった。
「あかりさん、車酔いが治りました。ありがとうございます。」
「どうしいたしまして、念のために酔い止めの薬があるから、水と一緒に飲んでね。」
「張宿、前の席に座って、窓を開けた方がいいぞ？」
あかりが薬と水を渡し、幸人も張宿にアドバイスするのであった。
「ええ、そうします。」
張宿もあかりと幸人の気使いに感謝したのであった。
「あかりちゃん、凄いな？これがセーラーサンの力なんだな？」
奎介があかりのセーラーサンの力に驚くのであった。
その後、唯からのメッセージで、井宿と星宿は驚くのであった。あかりが携帯電話で唯に直接掛けるのであった。
「もしもし、唯？亢宿と角宿がかわいそうよ。」
あかりが唯に注意をしたのであった。
「あかりちゃん、なんで亢宿を庇うの。」
唯もあかりに意見を言うのであった。
「亢宿はやさしいから、唯を許すはずだけど、これはまずいわよ。」
あかりも亢宿があまりにもかわいそうだと気が付くのであった。その後電話を切るあかりであった。
「あかり、唯はどうした？」
幸人は唯の事を聞くのであった。
「ええ、そうね、唯納得していなかったわよ。」
あかりも唯のことを幸人に話すのであった。
その後、無事に到着するのであった。青龍側のバスにセリシエルと藍染がいるのであった。
「セリシエルと藍染がどうして青龍側のバスにいるのよ！」
「俺とあかりの因縁の相手のお前達は部外者だろ！」
あかりと幸人はセリシエルと藍染に怒りを見せるのであった。
「朱雀の巫女、朱雀の守護者であるおぬしらには関係のない話じゃ。」
「あかり、私は君をいつか妻にするよ。」
藍染があかりを口説き、抱きしめるのであった。
「いやああああ！」
「あかりに手を出すな！」
あかりが悲鳴を浴び、幸人があかりを藍染から引き離すのであった。
「あかり、大丈夫か？」
星宿があかりを心配するのであった。
「どうして、東仙さんはこんな変態に忠誠を誓ったのかしら？」
「藍染はあかりに手を出したロリコンだな！」
あかりが東仙が藍染に忠誠を誓ったかを理解できないでいた。幸人も藍染を軽蔑するのであった。
「２１世紀の朱雀の巫女、災難だな？」
心宿はあかりを心配するのであった。
「心宿、大丈夫よ。あんたも心の闇が消えてよかったわね。」
心宿の気使いにあかりも気に掛けるのであった。
「２１世紀の私が羨ましいのだ。お前と２１世紀の朱雀の守護者が、私をお前の世界に転生したことに驚いたのだ。」
「２１世紀の朱雀の巫女、あんたまともだね。２１世紀の朱雀の守護者もまともだね。」
心宿が驚き、房宿もあかりと幸人には一目を置くのであった。
「房宿、ええ、２１世の世界では、あんたも転生した後に、心宿と夫婦になったのよ。」
「房宿、お前と心宿が両思いなのは俺とあかりだけが知っていたぞ。俺の世界で転生し、俺とあかりとは和解したぞ。」
あかりと幸人も２１世紀のことを房宿に話すのであった。
「そうなんだね。２１世紀でも私と心宿は両思いなんだね。」
房宿もあかりの世界で、夫婦になったことに納得し、嬉しそうになるのであった。
その後、バスの中で、女装するために着替えるのであった。