その後、あかり達は護廷十三隊の提案で、砂の作品を作ることになったのであった。
あかりがアリオスと星宿と組み、鬼宿は唯と組むのであった。柳宿は高杉組み、井宿は香苗と組み、翼宿が軫宿と張宿が組み、キーアはシズクと組み、ルキアが白哉と組み、恋次が一角と組むのであった。
あかり達は砂の作品を完成させるのであった。
「あかり、お前の作品見事だな。」
ルキアがあかりの作品を絶賛した。
「ルキア、ええ私が作ったのはデスバスターズで使用した聖杯よ。これは太陽の聖杯であり、うさぎ先輩が使用した月の聖杯とは違うわよ。」
「あかりとうさぎは仲がいいのだ。うさぎの恋人が衛だ。あかりの先輩なのだ。」
星宿もうさぎと衛とは会っており、うさぎと衛が恋人同士であることも知っている。
「星宿の作品も見事ね、これは神剣ね。」
「あかり、そうだ、前世でも使った私の剣だ。」
「星宿、お前も見事だぞ。」
ルキアが星宿も作品を絶賛するのであった。
「ルキアのうさぎのチャッピーもかわいいわね。」
「そうだな、お前の作品は独特だが、見事だぞ。」
あかりと星宿はルキアの作品を褒めるのであった。
「そうか、お前達だけだぞ。私の作品を褒めてくれるセーラー戦士であるあかりと朱雀七星士は星宿だけだ。」
ルキアもあかりと星宿に褒められて満更でもない顏をした。
「私的にはあかりの作品である太陽の聖杯が一番気にいったのだ、あかり。」
星宿はあかりの作品が一番だと告げるのであった。
「星宿、ありがとう。」
あかりも嬉しそうになるのであった。
「あかり、星宿と仲がいいのだな？」
「ええ、そうね、四神天地書の中で一番最初にであったのが星宿よ。」
「あかりの言う通りだ。あかりと最初に出会ったのが私だ。」
「ええ、その出会いのおかげで私は星宿と恋人同士になれたの。」
「私もあかりを一人の女のとして好きなのだ。」
ルキアがあかりと星宿の仲の良さに驚き、あかりと星宿も前世で一番最初に出会ったことを告げるのであった。
「青龍七星士の心宿と対決したのだな？」
ルキアがあかりと星宿に青龍七星士のことを聞いた。
「ええ、心宿は自分の国の皇帝のせいで、心の闇ができたわよ。私の世界に転生してからは改心し、今では同じ仲間であり、房宿と結婚したわよ。」
「心宿はかつてあかりを巫女の資格をなくすために強姦しようとしたが、アリオスと鬼宿と共に助けにいったおかげであかりは未遂に済んだのだ。その後、あかりと星宿とアリオスが青龍の巫女と心宿と房宿を倒したことで、朱雀を呼び出し、平和になったのだ。」
あかりが心宿の過去を語り、星宿もあかりが巫女としての出来事をルキアに告げるのであった。
「あかり、朱雀の巫女として最後まで責任を果たしたのだな。兄様もお前には一目置いていたぞ。」
ルキアが納得し、白哉があかりに一目置いていたことを告げる。
「ええ、そうね。白哉さんも前よりも雰囲気が柔らかくなったわね。」
「あかり、お前と私が白哉と対決して勝ったおかげだ。」
あかりの言葉に星宿もあかりと共に白哉に勝ったことを告げる。
一方、アリオスは恋次と鬼宿と会話をしていた。
「アリオス、あんた刀なんだな？」
「俺もあんたがあかりの師匠だってことに気が付いて尊敬してるぜ。」
恋次が驚き、鬼宿もアリオスから戦い方を教わったため、アリオスに感謝していた。
「ああ、俺が使っている霊力の太刀「疾風」だ。」
アリオスも霊力の刀であることを鬼宿と恋次に話すのであった。
「キーアちゃん、私達もうまく作れたね？」
「シズク、うんそうだねー。あかりもきっとよろこぶよー。」
シズクとキーアも作品を作ったため、あかりがよろこびそうだと話すのであった。その後、あかりはスイカのお化けに絡まれるのであった。
「きゃあああ！」
あかりが悲鳴を浴びる。その後、護廷十三隊があかりを助け、あかりは星宿に助けられるのであった。星宿もあかりを姫抱きにするのであった。
「私を助けてありがとう、星宿。」
「礼には及ばぬ。」
あかりが感謝し、幸人と星宿もあかりの無事に安心するのであった。その後、あかり、星宿は２人で宿に向かうのであった。あかりと星宿が別の場所に行ったことに気が付いた白哉はあかり達を追いかけようとしていた。白哉は星宿に嫉妬し、あかりをいつか奪おうと考えるのであった。
「兄様、あかりと星宿を２人にしてください。」
「朽木隊長、あかりと星宿は恋人同士です。」
ルキアと恋次は白哉を止めようと声を掛けるのであった。
「何故だ。」
「白哉、いい加減にしろ！あかりちゃんと星宿君と２人きりにしろ！」
白哉は不機嫌になり、浮竹は白哉に説教をするのであった。その後、あかりと星宿は宿に泊まり、あかりは幸人と星宿にそれぞれ抱かれるのであった。