朱雀七星士との出会い。

鬼宿が兵士相手に腕試しをした際にがれきがあかりの前に堕ちるが、あかりが変身し、結界を出し、それを見ていた柳宿はあかり達の前に名乗るのであった。bgmは「行く手をはばむ鋼の床」である。
「私は康琳。朱雀七星士の名は柳宿と申します。」
「初めまして、朱雀の巫女の夕城あかりです。」
「俺は朱雀の守護者のアリオス・マクレインだ。」
柳宿があかり達に自己紹介するのであった。あかりとアリオスも自己紹介するのであった。
あかりとアリオスは自己紹介をするが、柳宿はあかりを無視して、星宿を抱きしめるのであった。
「助けたかったのはこの方ですわ?」
柳宿はあかりに嫌味をいい、あかりも内心では柳宿に嫉妬するのであった。アリオスはあかりの頭を撫でるのであった。
「あかり、気にするな。」
「すみません、私頭を冷やしてきます。」
アリオスがあかりを励まし、あかりも冷静になろうと決意するのであった。
あかりは鬼宿に星宿が好きだと話すのであった。
「鬼宿、私は星宿が一人の男性として好きだとわかったの。柳宿に嫉妬したわ。」
「ああ、お前が星宿様が好きだと俺とアリオスは気が付いているぜ。お前と星宿様の仲応援するぜ。」
「ええ、ありがとう。鬼宿もきっと素敵な女性が表れるわ。」
「ああ、ありがとな、あかり。」
あかりの言葉に鬼宿も感謝するのであった。
(あかり、俺はお前が好きだが、星宿様相手じゃ適わねえな。幸せになれよ。」
鬼宿もあかりに片想いをしたが、失恋し、あかりと星宿の仲を応援するのであった。
あかりが感謝し、鬼宿もあかりと星宿の仲を応援するのであった。その後、あかりをこき使う、柳宿だが、あかりがまったく気にしなかったため、水の中に落とし物をしたと嫌がらせをするのであった。
(柳宿、性格が悪いわね。私をこき使うし、嫌がらせをするから私は好きになれないわ。)
あかりが柳宿から嫌がらせされ、表向きは笑顔で接するが、内心では柳宿をよく思わなかった。
一方、柳宿もあかりを毛嫌いするのであった。
(何なの、あの子、こき使っても根性があるなんて!まあいいわ、陛下はあの子には渡さないわ。)」
柳宿も星宿を手にいれるためなら、あかりに嫌がらせしようと決意するのであった。
その後、あかりは柳宿に声をかけられる。
「あかり、貴女今までの中で根性があるわね。」
「柳宿、ええそうね。私は上下関係で厳しい環境で生きていたから、これぐらい事なんて大した事はないわよ。」
柳宿の言葉にあかりも吹奏楽で上下関係で厳しい環境で生きていた為、先輩に厳しく指導されたり、顧問の先生から間違えたら怒鳴られることもあったため、あかりは柳宿の嫌がらせに根性で耐えるのであった。
「そう、あかり。私の耳飾り、片方水の中に落としてしまったから取りにいってほしいの。」
「ええ、わかったわ。慎重にそして確実に行動するわね。」
あかりも了承し、その後、セーラーサンに変身するのであった。
一方、星宿は2人の大臣と会話をしていた。
「何?」
「はあ、ですから皇帝陛下ももう18。そろそろ妃をお迎えになってはいかがかと?」
星宿の言葉に大臣も妃を迎えろと星宿に告げるのであった。
「これでは、我々が何のために後宮を作り、国中の美女を集めたのか。」
もう一人の大臣も後宮の美女を集めたことを星宿に告げるのであった。
「皇帝陛下、何故、後宮の女たちを無視なさるのですか?」
「それは、私の方が美しいからだ。」
「「…………………」
星宿のナルシスト発言に大臣2人は言葉を失うのであった。
「冗談だ。」
「さようでございますか。」
星宿の言葉に大臣も安心するのであった。
その後、散歩し、星宿と大臣2人は会話するのであった。
「今は国を治め、民の心を案じるが大事。とても妃のことは考えられぬ。」
「しかし、おおあの柳宿と言う娘はいががでございましょうか?」
星宿の言葉に大臣は柳宿を進めるのであった。
「馬鹿を申すな。あれは朱雀七星士の一人だ。今は後宮から出している。それに私には理想の女性がいるのだ。」
「理想の女性ですか?」
星宿の理想の女はあかりである。大臣は星宿の理想の女が気になるのであった。
「あのお話中申し訳ありません。」
あかりが大臣に声をかける。
「朱雀の巫女様?」
「あかり、どうしたのだ。」
大臣が驚き、星宿もあかりに聞く。
「星宿、大臣様とお話をしていたのね。ごめんね、話を邪魔して申し訳ないわ。」
あかりも凛とした態度で星宿に接するのであった。
「大臣、あかりが私にとって理想の女だ。真面目で凛とした態度があかりの長所なのだ。あかりは後宮の女よりも美しいのだ。」
「え?」
星宿があかりの美しさを語り、あかりが困惑するのであった。
「皇帝陛下、朱雀の巫女様が困っております。」
大臣が星宿に声を掛けるのであった。
「星宿、私ようやく自分の気持ちに気が付いたわ。貴方を一人の男性として好きよ。」
「そうか、私もお前が好きだ。」
あかりと星宿は両思いになり、抱きあうのであった。
「あかり、後で私の部屋に来るのだ。」
「ええ、二人きりで話し合いましょう。」
星宿とあかりは恋人同士になり、その後、あかりは星宿と別れ、柳宿の落とし物を探そうと決意するのであった。
あかりが変身し、結界を出し、水の中に入るが、落し物はまったくなかったため、水の中から出て、結界を解除するのであった。おかげで濡れなかったのであった。その後、あかりが柳宿の所に向かうのであった。
「柳宿、水の中に入ったけど、落し物なんてまったくなかったわよ。あなたが私に嫌がらせをしたのは、星宿に片想いをしているからでしょ!」
「ええ、そうよ。あんたが気に食わなかったのよ!陛下はどうしてあんたに思いをよせているのよ!」
柳宿は激高し、あかりにビンタをするのであった。その後、アリオスが現れる。
「柳宿、いい加減にしろ!あかりに嫌がらせをすれば、星宿が黙っていないぞ!」
アリオスはあかりを庇い、柳宿を殴るのであった。
「何をするのよ!」
「馬鹿か!あかりと星宿は両思いだ!お前が隙に入る資格はないぞ!お前は女装をした男だな!体格を見ればわかるぞ!俺の弟子に手を出したこと後悔するがいい!」
柳宿がアリオスに反論し、アリオスは柳宿に怒りを見せるのであった。
「あんた、あたしが女装していることを見破ったの!」
「ああ、骨の体格で、お前が男だとわかったぞ。俺はお前を許さんぞ。」
「私もあんたなんかに星宿は渡さない!」
柳宿の言葉にアリオスは骨の体格で柳宿が男だと見破り、アリオスとあかりは柳宿を許さないと告げるのであった。
「これ以上はあたしが不利になるわね。あんたたち悪かったわね。」
柳宿も自身が男だとばれ、不利だと気が付き、星宿を諦めようと決意するのであった。
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