空座第一高等学校吹奏楽部コンクール

あかりが高校2年生の頃、空座第一高等学校吹奏楽部では、地区大会で、金賞を取り、関東大会でも金賞を取り、そして全国大会の場所が空座町であった。他の都道府県でも、代表校が表れ、あかり達吹奏楽部も負けじと空座文化会館に向かい、顧問の先生と共に会議室でリハーサルを行い、そしてあかり達の学校の出番が近づくのであった。あかりの恋人である星宿と始め、朱雀七星士、心宿達青龍七星士、巧の恋人の織姫、香蓮の恋人の泰虎、あかりの世界にアリオスとカシウスもコンクールを見に来た。あかりがホルンを持って、大ホールに向かおうとするときに、星宿とアリオスがあかりに声を掛ける。
「あかり、頑張るのだ。」
「あかり、悔いのない演奏をしろ。」
「星宿、ええありがとう。アリオスさんもありがとうございます。」
星宿とアリオスの激励にあかりも感謝するのであった。前の学校の演奏が終わり、あかり達空座第一高等学校吹奏楽部の出番がやってくるのであった。
顧問の小室先生が指揮棒を持って準備をしていた。あかり達吹奏楽部が入場し、あかりはホルンパートの席に座るのであった。その後、小室先生が入場し、観客にお辞儀するのであった。その後、小室先生が指揮棒を構え、あかり達も楽器を構えるのであった。
最初の演奏する曲は吹奏楽2004年課題曲「吹奏楽のための風の舞」である。トランペットのソロやフルートのソロやホルンのソロもある。
自由曲はグリエール作曲バレエ音楽「赤いけしの花」を演奏し、クーリーの勝利の踊り、ワルツ、ロシア水兵の踊りである。無事演奏が終わり、あかり達が席を立ち、小室先生が観客に最後にお辞儀をして、あかり達は大ホールを後にし、その後楽器をしまい、トラックに積み、その後、他の学校の演奏も聞き、そしてコンクールの演奏が終わるのであった。そして、金賞などの結果発表を審査員が学校名と結果を発表し、あかり達吹奏楽部の結果の番であった。
「空座第一高等学校吹奏楽部、金賞。」
「え?金賞なの?」
審査員の言葉にあかりも驚き、その後うれし泣きをするのであった。
「あかり、よかったわね。」
「ええ、金賞を無事とれたわ。美沙も泣いているわよ。」
美沙の言葉にあかりも金賞をとったことで嬉し泣きをするのであった。
その後、吹奏楽部が学校に戻り、無事解散するのであった。あかりを迎えに来たのは、星宿達朱雀七星士とアリオス、カシウスであった。
「あかり、ホルン演奏見事だ。」
「金賞を取って見事だったぞ。」
アリオスとカシウスはあかりを褒めるのであった。
「アリオスさん、カシウスさんお忙しい所ありがとうございました。」
あかりもアリオスとカシウスに感謝するのであった。
「あかり、お前の学校が無事金賞だった見事だ。」
「あかり、美朱から聞いたぜ。ホルンが得意なんだろ?」
「あかり、あんたの演奏凄かったわよ。」
「あかりちゃん、見事なのだ。」
「あかり、さすがやで。」
「あかり、見事だ。」
「あかりさん、お見事でした。」
星宿、鬼宿、柳宿、井宿、翼宿、軫宿、張宿はあかりを褒めるのであった。
「ええ、ありがとう。来年の吹奏楽の部長が私で、副部長が美沙よ。」
あかりも星宿達に感謝するのであった。
「美沙はセーラーウェヌスだな?」
「あかりを守る守護戦士のリーダーだな?」
カシウスとアリオスが美沙が金星の戦士だと推理するのであった。
「カシウスさん、アリオスさん、ええ見事です。美沙が内部太陽系戦士のリーダーであり、金星の戦士セーラーウェヌスです。麻美が水星の戦士セーラーヘルメスで、レイラが火星の戦士セーラーマルスで、まどかが木星の戦士セーラーユピテルです。」
あかりも麻美、レイラ、まどか、美沙とは一度目の人生で出会った仲間である。
「そうか、麻美、レイラ、まどか、美沙はあかりとは一度目の人生の仲間だったのだな?」
「ええ、麻美の最愛の彼氏は一馬先輩で、レイラの最愛の彼氏は雄馬先輩で、まどかの彼氏は宗次先輩で、美沙の彼氏は直樹よ。」
星宿の言葉にあかりも麻美、レイラ、まどか、美沙が仲間であることとそれぞれ彼氏がいることを告げるのであった。
「まじかよ、一馬がアイオライトで、雄馬がルベライトで、宗次がツァボライトで、直樹がアンバーだったんだな?」
「ええ、幸人さんの守護戦士よ。幸人さんは今別の世界で転生し、別の女性と幸せになっているわ。」
鬼宿の言葉にあかりも幸人の守護戦士だと説明するのであった。
「あかり、幸人はあかりと瓜二つの女と幸せになっているぞ。お前も幸人の幸せを願え、いいな?」
「アリオスさん、ええわかりました。幸人さんが別の女性と幸せになっているなら一安心です。」
アリオスの言葉に別の世界にいる幸人の幸せを願うあかりであった。
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