夢幻回廊であかりがエステル達と共に東仙の事で会話。

その後、巧や星宿、鬼宿、柳宿、井宿、翼宿、軫宿、張宿が現れる。
「あかり、お前だけじゃない、俺も市丸さんを救えなかったぜ。」
「あかり、東仙はお前に未来を託したのだ。」
「あかり、俺もお前の味方だぜ。」
「あかり、あんたは一人で抱え込むんじゃないわよ。」
「あかりちゃん、おいらも飛皋と元婚約者を前世で失ったのだ。君と幸人君んおかげで立ち直ったのだ。」
「あかり、俺もお前の味方や!」
「あかり、俺も前世では少華を救ってもらった借りがある。お前は東仙の分まで生きるべきだ。」
「あかりさん、東仙さんならきっと大丈夫です。来世では幸せになっているはずです。」
巧、星宿、鬼宿、柳宿、井宿、翼宿、軫宿、張宿はあかりを心配するのであった。
「皆、ありがとう。」
「巧、星宿、鬼宿、柳宿、井宿、翼宿、軫宿、張宿、お前達に頼みたいことがある。あかりは誰よりも芯が脆い所がある。お前達であかりを支えてくれ頼む。」
「アリオスさん、わかりました。後は任せてください。」
「案ずるな。あかりは幸人と我ら朱雀七星士が支えるつもりなのだ。」
「アリオス、後は俺達に任せてくれ。」
「アリオスさん、あかりを支えてありがとう。」
「アリオス殿、あかりちゃんならきっと立ち直れますのだ。」
「後は、俺らがあかりを支えるつもりや。」
「アリオス、礼を言うぞ。」
「アリオスさん、あかりさんを励まして頂いてありがとうございました。」
巧、星宿、鬼宿、柳宿、井宿、翼宿、軫宿、張宿はアリオスに感謝するのであった。
「礼には及ばないな。あかりは俺の弟子だ。俺達は席を外すから、あかりを慰めてくれ。」
アリオスもあかりの事は巧や星宿達朱雀七星士に託そうと決意するのであった。その後、アリオスはエステル達と共に席を外し、リィンの所に向かうのであった。
「東仙さん…・…。生きて欲しかった……。」
あかりが涙を流しながら東仙のことを思うのであった。
「あかり、無理はするな。」
星宿はあかりを抱きしめる。あかりは抱きしめられたまま、涙を流すのであった
「星宿さんの言う通りだ。俺達もついているぜ。」
巧もあかりと星宿の様子を見守るのであった。鬼宿達をあかりが泣き止むまで見守るのであった。
一方、席をはずしたエステル達はリィンと会話をしていた。
「エステル、ロイド、あかりはどうしたんだ?」
「リィン君、あかりは東仙さんを失って悲しんでいるの。」
「今は巧と朱雀七星士に任せた方がいい。」
エステルとロイドはあかりが東仙を失って悲しんでいることをリィンに報告するのであった。
「あかりは東仙という男を慕っていたようだな?」
ユーシスもあかりが東仙を慕っていたことに驚く。
「あかり君はマクレイン卿と東仙殿を重ねていたそうだよ。私もあかり君には立ち直ってほしいのだよ。」
「あかりは東仙を説得したが、東仙は最後まで藍染に忠誠を誓っていたぞ。最後にはあかりにすまなかったと告げた後に、藍染に殺され、あかりが一番辛い思いをしたぞ。」
ルーファスとアリオスはあかりが一番辛い思いをしたことを知り、同情するのであった。
「アリオスさん、父さんから聞いたんですけど、巧も市丸さんを失って辛い思いをしたのですね?」
ヨシュアが市丸のことをアリオスに聞くのであった。
「ああ、巧が一番救いたかったのが市丸だそうだ。市丸の死は幸人とカシウスさんが見かけて、巧が乱菊以上に悲しんだそうだ。」
アリオスも巧が市丸を失ったことで、ショックを受けたことをカシウスから聞いたため、驚かなかった。
「そっか、巧もあかりと同じで、市丸さんを救いたかったのね?父さんも巧をあの後慰めて、星宿さんと共に藍染を倒したのね?」
「僕も巧が市丸さんを慕っていたことに驚きました。星宿さんもあかりを守る為に藍染を倒したと聞きました。」
エステルはカシウスが巧を慰めたことに驚き、巧と星宿が愛染を倒すために精神修行をしたことに驚くのであった。ヨシュアも巧と星宿が藍染を倒した英雄だと驚くのであった。
「あかりも東仙が殺されたことで、藍染に怒りを見せたぞ。」
あかりとアリオスと狛村と檜佐木が蠅になった東仙と対峙するシーン
あかりが星宿と共に偽の空座町に向かい、蠅になった東仙を止めようとしていた。
「東仙さん、もうやめてください!こんなこと歌匡さんがよろこぶはずがありません。」
「あかりの言う通りだ。東仙、お前は歌匡の気持ちを踏みにじったのだ!」
あかりと星宿は東仙を説得する。
「あかり君、君は美しい女性だね?星宿君、君は大人しく見ておくがいい!」
蠅になった東仙はあかりの美しさに見惚れ、あかりを拘束するのであった。
「嫌です!私、こんなこと望んでいません!」
「東仙!あかりを離すのだ!」
「東仙!黒崎を離せ!」
「東仙隊長!貴方らしくないです!あかりは幸人の彼女です!」
あかりが嫌がり、星宿と狛村と檜佐木はあかりを離すよう説得する。
「狛村か?お前は醜いな?それに比べてあかり君は聖女で美しい。今からあかり君を犯すつもりだ。」
「東仙さん、嫌です!」
「東仙、あかりには指一本触れさせぬ!」
あかりが嫌がり、星宿も東仙に怒りを見せる。あかりが蠅になった東仙に犯されそうになるが、あかりのピンチに霊力の太刀を持ったアリオスが東仙を斬りつけ、あかりが落ちそうになるのであった。
「きゃああああ!」
あかりが落ちそうになり、アリオスは急いであかりを姫抱きに、あかりのピンチを救うのであった。
「え?アリオスさん?」
「アリオス、礼を言う。そなたには借りができたのだ。」
あかりが驚き、星宿もアリオスに感謝するのであった。
「あかり、星宿、久しぶりだな?星宿、あかりを守ってくれ、俺が東仙を倒す。」
「ああ、あかりは私が守るのだ。東仙を倒してくれ。」
アリオスの言葉に星宿も了承する。星宿にあかりを渡し、あかりを姫抱きにする星宿であった。
「星宿、ごめんね。足を引っ張って。」
「あかり、お前が無事でよかったのだ。後はアリオスに任せるのだ。」
あかりが姫抱きにされたまま、申し訳ない顔をして、星宿もあかりを見て安心するのであった。
一方、アリオスは東仙と対峙した。
「東仙、そこまでだ。あかりには指一本触れさせないぞ。俺と尋常に勝負だ!」
「アリオス・マクレインいいだろう。私が君との決着を付け、その後あかり君を手にいれるつもりなのだ。勝負だアリオス・マクレイン!」
アリオスと東仙は決着を付けようとしていた。
「受けてみよ、滅びの太刀! ・・・はああぁぁぁっ! ・・・絶技! 黒皇剣!!」
アリオスはSクラフト「終の太刀-黒皇-」を使い、東仙が戦闘不能になるのであった。
「東仙隊長、貴方はアリオスに目を付けたのに油断をしました。止めです。刈れ『風死』」
檜佐木は斬魄刀を解放し、東仙の喉元に攻撃し、東仙は元の姿に戻るのであった。
あかりが東仙に駆け寄るのであった。
「東仙さん、お願いだから死なないでください!狛村さんと檜佐木さんの為に生きてください!」
「あかりの言う通りだ。東仙、お前はあかりの為に生きるのだ!」
「あかりと星宿の言う通りだ。東仙、お前の心の闇は完全に消えた!あかりの為に生きて償え!」
あかり、星宿、アリオスが説得するのであった。
「あかり君、すまなかったね。星宿君、アリオス・マクレイン、君達もすまなかった。狛村、檜佐木、私はあかり君の気持ちを踏みにじってしまったのだ。」
「東仙、もうしゃべるな!」
「東仙隊長、あかりの為にも生きてください!」
狛村と檜佐木もあかりの為に生きてほしいと告げるのであった。その後、藍染の細工に寄って東仙は攻撃され、そのまま亡くなるのであった。
「東仙さん、いやああああああ!」
「藍染!お前だけは許さぬ!」
「藍染!何故東仙を殺した!」
「藍染!貴公だけは許さぬ!」
「藍染、お前はあかりの心を傷付けた許さねえぞ!」
あかりが悲鳴を上げ、星宿、アリオス、狛村、檜佐木が藍染に怒りを見せるのであった。
「要はもう用済みだよ。あかり、私の伴侶に相応しいのは君だ。」
藍染は悪びれもなく、星宿達に告げ、あかりを抱きしめるのであった。
「藍染!東仙さんを殺したくせによくも平然としてるわねこの外道!」
あかりは東仙を殺した藍染に怒りを見せるのであった。
「あかり、君はなぜ要を心配するんだい?」
藍染はあかりに東仙を心配していることを聞く。
「当り前じゃない!東仙さんはあんたと出会ったせいで、悪の道に走ってしまったのよ!歌匡さんが生きていれば、あんたの部下にならないで済んだのにあんたを許さない!」
「あかりを離せ!」
「あかりはお前の物ではないぞ藍染!」
あかりが怒りを見せ、星宿とアリオスも藍染に怒りを見せるのであった。
「星宿とアリオス・マクレインか?カシウス・ブライト達に伝えるんだね?私があかりを妻にすると、あかり、行こう。」
藍染はあかりを姫抱きにして、市丸の所に向かい、本物の空座町に向かうのであった。
「アリオス、藍染を倒すことができるのは私と巧しかいないのだ。」
「ああ、そうだな。藍染を倒せるのはお前と巧しかいないな?カシウスさんと巧と鬼宿に報告するぞ?」
「ああ。」
アリオスも星宿も藍染を倒すことができるのは幸人しかいないと考え、カシウスと巧と鬼宿の所に向かうのであった。
回想シーンが終わり、夢幻回廊に戻るのであった。
「東仙さん、虚になって、あかりを強姦しようとしたんですね?」
「東仙さん、あかりを一人の女の子として好きになったのね?」
ロイドとエステルは東仙があかりを好きになったことに驚くのであった。
「ああ、あかりは東仙の親友の歌匡と似ていたそうだ。東仙もあかりを一人の女として好きだったそうだ。最後にはあかりにすまなかったと話し、あかりと星宿の幸せを願って、藍染に殺されたぞ。」
アリオスも東仙が藍染に殺された場面を見かけた為、東仙があかりを好きだと知っていた。
「東仙殿の冥福を祈るべきだよ。」
ルーファスも東仙の冥福を祈り、エステル達も東仙の冥福を祈るのであった。
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