後日、あかり達はDVDで、「白き花のマドリガル」の演劇を見るのであった。
「朱雀の巫女が姫で、朱雀の守護者と星宿が騎士か？」
「朱雀の巫女を巡る好敵手が朱雀の守護者と星宿なんだね？」
心宿と房宿が驚く。
「ええ、そうね。」
「ああ、俺とあかりと星宿が主役だ。」
「私もあかりと演劇が出来て満足したのだ。」
あかり、アリオス、星宿は心宿と房宿に教える。
「そういえば、あかりさんが王女で、星宿さんが皇帝でしたね。」
「お前らが王族だと知って俺も驚いたぜ。」
亢宿、角宿もあかりと幸人が前世では王族だったことに驚く。
「私はサンキングダムの王女プリンセスフローラよ。」
「ああ、私は紅南国の４代目の皇帝彩賁帝なのだ。」
あかりと星宿の前世の正体を告げるのであった。
「朱雀の巫女は王女だったのですね。私はますます貴女を好きになりました。」
氏宿はあかりを一人の女性として好きになるのであった。
「え？氏宿？」
「氏宿、悪いがあかりは私の物だ。」
あかりが驚き、星宿はあかりを抱きしめ、その後キスをするのであった。あかりも満更でもない顏をするのであった。
「星宿、貴方には朱雀の巫女は渡しません。」
「ああ、望む所だ、氏宿。」
星宿と氏宿はあかりを巡り、お互い目をバチバチさせるのであった。あかりが割って止めに行くのであった。
「星宿、氏宿やめて！」
「あかり、すまぬ。」
「朱雀の巫女、申し訳ありませんでした。」
あかりの言葉に星宿と氏宿は喧嘩をやめるのであった。それを見ていた鬼宿達もあかりに一目を置くのであった。