あかりとアリオスは星宿達に出会いを話す。

bgmは碧の軌跡「昏き玉座 」である。
「それじゃやっぱり、《D∴G教団》というのは……」
「クロイス家の目的を達するために影から誘導された……?」
「何て卑怯なの!」
ロイドとエリィが驚き、あかりがマリアベルに怒りを見せた。
「ええ、傀儡(かいらい)というわけです。クク……もっとも彼ら自身にその自覚はなかったでしょうけど。」
マリアベルが不適にあかり達に告げるのであった。
「いい加減にしなさい!」
あかりが一番マリアベルに怒りを見せるのであった。
「フフ、おおよその背景は呑み込めていただけたかしら?-------ああ、ちなみにこちらのアリオスさんは我が一族とは関係がありませんわ。今回、わたくしたちの計画に賛同してくださった頼もしい協力者というわけです。」
マリアベルがアリオスが今回の計画の協力者だとあかり達に告げるのであった。
「………………」
アリオスは黙りこむ。
「アリオスさん……」
「アンタ、正気か?こんな妄想じみた話に……」
ロイドとランディがアリオスを睨みつける。
「フ、妄想じみた話か。確かにその点については俺も同意見だ。」
アリオスはロイドとランディが睨んでいることに驚いた後に、納得していた。
「まあ……酷いですわね!」
マリアベルはそれを聞いてアリオスを睨みつけるのであった。
「マリアベル。クロイス!あんたは黙ってて!」
あかりがマリアベルを睨みつけるのであった。
「まあ、あかりさん、怖いですわね。」
あかり睨まれたマリアベルも驚く。
「だが、彼らにその力があり、この状況を変えられるならば……俺はいくらでも幻想に付き合うまでだ。ーーーーーーたとえ、女神(エイドス)の意思に背くことになってしまってもな。」
アリオスもマリアベルの計画に協力をするのであった。
「そんな……」
「……一体どうして……」
エリィとティオがアリオスの決意に驚いた。
「アリオスさん、もうやめてください。これでは東仙さんの二の舞になります。こんなことサヤさんがよろこぶはずがありません。」
あかりが東仙の最後が藍染に殺されたことで、同じできごとを起こそうとしているアリオスを止めようと説得をした。
「あかり、俺とその東仙という男を重ねているのだな?」
「ええ、私は1年前、藍染にさらわれた後に一度東仙さんを説得したことがあります。結局東仙さんは最後まで藍染に忠誠を誓っていましたが、亡くなる前に私にはすまなかったとおっしゃっていました。」
アリオスの言葉にあかりも東仙が藍染に忠誠を誓っていたが、最後にはあかりにはすまなかったと告げ、あかりの幸せを願い、藍染に殺される東仙であった。
「あかりにとって一番慕っていたのが、東仙だったというわけか?」
アリオスがあかりに東仙を慕っていたかを聞く。
「ええ、東仙要さん、元護廷十三隊九番隊隊長を務めた方でした。彼は本来人格者ですが、ある出来事のせいで、心の闇を抱え、途方に暮れた東仙さんは自ら藍染に忠誠を誓い、部下になりました。」
あかりも東仙が護廷十三隊隊長だったことを告げるのであった。
「そうか、特務支援課と共にかかってくるがいい、あかり。」
アリオスもあかりの過去の出来事を聞いて納得し、声を掛けるのであった。
「真の絶望を持って無明の闇へと消えるがいい!アリオス・マクレインさん!」
あかりも冷酷な目でアリオスを睨みつけるのであった。
「あかり、君は冷酷なセーラー戦士だったんだな?」
「ロイド、あかりちゃんと幸人君は戦闘になると冷酷になるわ。」
「あかりさんと幸人さんも心の闇を抱えたセーラー戦士ですね?」
「あかりと幸人は俺以上に心の闇を抱え込んだおっかねえぜ!」
ロイド、エリィ、ティオ、ランディがあかりの冷酷な表情を見て驚くのでった。
「アリオスさん、あかりさんを無傷で捕らえなくてはなりません。相手してください。」
「マリアベル嬢、了解した。」
マリアベルの言葉にアリオスも了承した。その後、キーアを止めようとするあかり達であったが、アリオスが立ちはだかる。
「……!」
「《風の剣聖》……」
「アリオスさん、引いてくさだい!」
ロイドが驚き、ランディとあかりがアリオスを睨みつけるのであった。
「……………………」
その後、アリオスは刀を抜き、あかり達に刃を向けた。bgmは零の軌跡アレンジ「 Inevitable Struggle」である。
「……通りたくばお前たちの全てをぶつけるがいい。ガイや俺、セルゲイさんが越えられなかった《壁》ーーーーーーそれを乗り越えられる力がお前たちにあるかを……!」
「くっ……!」
「ビビんな!相手は一人だ。あかりもいるから勝てるぜ!」
ロイドが悔しそうになるが、ランディが叱咤した後にあかりがいることを告げる。
「何とか勝機を掴めれば……!」
「エイオンシステム全開!目標を撃破します!」
「太陽に代わって裁きよ!」
エリィ、ティオ、あかりもアリオスを倒そうと決意するのであった。その後、あかり達は苦戦しながらもアリオスに勝利するが、アリオスが突然空蝉になり、本物のアリオスがあかり達に攻撃しとうとするが、あかりがそれに気が付き、セーラーサンの技を出すのであった。bgmは碧の軌跡「昏き玉座」である。
「サンライトシールド!」
あかりが結界を出し、あかりとロイド達を包み、アリオスの攻撃を防ぐのであった。
「あかり、お前が一番厄介だな?セーラー戦士太陽組のリーダーであり、前世の正体がサンキングダムの王女プリンセスフローラだな?」
「なっ!」
「あかりさんが王女?」
「あかりがお姫様だったんだな?」
ロイド、ティオ、ランディがあかりの正体に驚く。
「あかりちゃんがプリンセスフローラで、幸人君がゴールデンキングダムの第2王子でプリンスシリウスね。」
エリィもあかりと幸人の正体を知っていた。
「あかりさんと幸人さんに前世は愛し合っていましたが、ダークキングダムによって国を滅ぼされ悲恋に終わりましたわ。」
マリアベルはあかりと幸人の前世を知っていた。
「マリアベル・クロイス、あんた私と幸人さんが王族だったことを知っていたの!」
あかりがマリアベルを問い詰めるのであった。
「ええ、キーアさんの力で初めて知りましたわ?」
マリアベルも納得をしていた。その後、あかりは背後からアリオスが居たことに驚いた。
「え?アリオスさん?」
「あかり、悪いがお前を無傷で捕らえる!」
「うっ!」
アリオスはあかりを手刀で気絶させるのであった。あかりが気絶し、アリオスはあかりを姫抱きにするのであった。その後、キーアとマリアベルが消えた後にノエル率いる国防軍がロイド達を拘束した後に、アリオスがあかりを抱え込んだまま、去ろうとしていた。bgmは碧の軌跡「突きつけられた現実」である。
「待ってください!あかりをどうする気ですか!」
「あかりは大統領の命で無傷で取られるように俺が捕縛した。このままあかりをオルキスタワーに連れて行く。」
アリオスはあかりを捕縛したまま、あかりを連れ、オルキスタワーに向かうのであった。アリオスがあかりをボートに下ろし、運転した後に、再びあかりを姫抱きにして向かうのであった。それを見ていた市民は驚き、国防軍もアリオスを迎え入れ、あかりがオルキスタワーに連行することに納得をしたのであった。
あかりがアリオスに捕縛され、オルキスタワーに連行される出来事であった。
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