あかりとアリオスは星宿達に出会いを話す。

あかりとアリオスは北甲国に向かう前であり、神座宝の在り処を知った後の話である。紅南国の宮殿でのできごとである。青龍七星士の角宿と出会った後である。bgmは空の軌跡「王城」
「私とアリオスさんが今まで出会った話をするわね。」
「あかりの言う通りだ。クロスベルで俺とあかりは出会ったぞ。」
あかりとアリオスは今までの出来事を話そうと決意するのであった。
「そうか、アリオスの世界であかりとアリオスは出会ったのだな?」
「あかりとアリオスが最初敵同士だった話も詳しく説明してくれ。」
「あかりとアリオスさんの絆があたし達以上にあることに驚いたわよ。」
「おいらもあかりちゃんとアリオス殿がお互い信頼関係であるのが気になったのだ。」
「俺もお前らが強いのに驚いたで?」
「俺もあかりとアリオスが師弟関係だと言うことに驚いたぞ。」
「僕もあかりさんとアリオスさんの剣術が似ていることに驚きました。」
星宿、鬼宿、柳宿、井宿、翼宿、軫宿、張宿もあかりとアリオスの過去を聞こうと決意するのであった。
「ええ、わかったわ。」
「少し長くなるが話すぞ。」
あかりとアリオスも星宿達に過去を話す決意するのであった。
あかりとアリオスのクロスベルの出来事の回想シーン。
あかり達は驚いた。bgmは碧の軌跡「昏き玉座 」である。
「着いたのか……?」
「ええ、そのようですね。」
ロイドの言葉にあかりも納得をする。
「ああ……ここが最上階だ。」
ランディも最上階だと納得する。
「で、でも……キーアちゃんもアリオスさんもいないみたいだけど……」
エリィはキーアとアリオスがいないことに気が付くのであった。
「……前に訪れた時には気が付きませんでしたが……あの光っている大鏡の奥に隠された空間があるようです。」
ティオが鏡が奥に隠された空間があることに気が付くのであった。
「ええ、そのようね。」
あかりもティオの言葉に納得をする。
「本当か……!?」
ロイドが驚く。
「はい、かなりの霊圧が渦巻くよう流れています。恐らく、そこが終点かと。」
ティオも霊圧が流れていることに気が付くのであった。
「……そう…………」
エリィは納得をする。
「……どうやら何とか追いつけたみてぇだな……」
ランディも納得をする。
「ああ……皆ーーーー装備の確認を!絶対にキーアを取り戻すぞ!」
ロイドがあかり達に声を掛ける。
「ええ……!」
「ええっ……!」
「はい……!」
「合点承知だ。」
あかり、エリィ、ティオ、ランディは了承する。
その後、あかり達は光っている大鏡の前に止まるのであった。
(どうやらこのまま鏡の中に入れそうだ……)
(先に進むしかないわね……)
(……キーア……今から行くぞ!)
(キーアちゃん、貴方を助けるわ!)
ロイドとあかりは心の中でキーアを奪還しようと決意するのであった。
その後、あかり達は鏡の中に吸い込まれ、中に入るのであった。
その後、大鏡の中に入った、あかり達は無事に到着をした。
「!!」
「まさか!」
ロイドとあかりが驚き、仲間達と共にキーア達の所に向かうのであった。
「こ、これは……」
「……おいおい……」
ティオとランディが驚く。
「どうして……」
「まさか、アリオスさんとマリアベル・クロイスが内通していたの?」
エリィとあかりも驚く。
「キーア!アリオスさん……!」
「……ベル……!」
「……アリオスさん……!」
ロイド、エリィ、あかりが険しい表情になる。
「……ロイド、あかり、……みんな……!」
「……………………………………」
キーアが驚き、アリオスは無言のままであった。
「フフ……ようやく着きましたわね。」
マリアベルはあかり達に向かって不適に笑みを見せるのであった。
「ベル……どうして……貴女がそんな場所にいるの!?」
「エリィさんの言う通りよ!マリアベル・クロイス、あんだだけは許さないわよ!太陽を守護に持つ希望と光の戦士セーラーサン!太陽に代わって裁きよ!」
エリィが驚き、あかりはマリアベルに怒りを見せ、いつもの決め台詞をいうのであった。
「フフ--------簡単なことですわ。《大いなる至宝》を受け継いだクロイス家の末裔として……当然の責務を果たしているだけのこと。まあ、あかりさんがこちらにきたのは予想外でしたわ?」
マリアベルはクロイス家の責務を告げ、あかりがきたことに驚くのであった。
「まさか、あんたが錬金術師のクロイス家の末裔だったのね!」
あかりがマリアベルの正体に驚くのであった。
「《大いなる至宝……》」
「まさか、リベールに出現したという《輝く輪(オーリ・オール)》と同種の……!?」
ロイドが驚き、ティオも輝く輪と同じだと気が付くのであった。
「フフ、話が早いですわね。遥か昔、女神(エイドス)が人間に授けた《七の至宝(セプト=テリオン)》……そのうちの一つを、我が一族は受け継いできたのです。まあ、1200年前の話ですが。」
マリアベルが1200年前までクロイス家が至宝を受け継いだことをあかり達に告げるのであった。
「………?」
「わけが分らねえんだが……」
ティオとランディが驚く。
「フフ、不出来な出来事によって女神(エイドス)の至宝は失われたのです。その結果、クロイス家の始祖は何としても至宝を取り戻すため途方もなく遠大な計画を構造し……このクロスベルの地に巨大な《式》を構造することになりました。」
マリアベルがクロイス家の始祖の出来事をあかり達に告げるのであった。
「!?」
「巨大な式……」
「まさか、導力ネットを使った不可解で巨大なシステム……?」
「そういうことだったのね。本当の目的のためにこのシステムを使ったのね!」
ロイド、エリィ、ティオが驚き、あかりがそれを聞いてマリアベルを睨みつけるのであった。
「ええ、現代の導力技術とクロイス家の錬金術を融合させて生み出された《魔導化学》……それによってようやく実現できた馬鹿馬鹿しいほど巨大な《式》ですわ。」
マリアベルも式が完成したことで納得するのであった。
「《魔導化学》による《式》……」
「そ、それに錬金術って……」
ティオとエリィが驚く。
「……そうか……そういうことだったのか。かつて《星見(さとみ)の塔》を建造し、《教団》に技術提供していた錬金術師たちの集団……--------あれは貴女達クロイス家の集団だったんだな!?」
「ふざけんじゃないわよ!あんたワイスマン以上に外道よ!」
ロイドとあかりはマリアベルを睨みつけるのであった。
「なっ……!」
「で、でも……そう考えると辻褄が合います!」
ランディが驚き、ティオも納得をした。
「そ、それじゃあ、キーアちゃんが眠っていたあの《揺籠(ゆりかご)》という者……」
「まさか、D∴G教団に提供したのが、クロイス家なの!」
エリィキーアの眠っていた場所に驚く。あかりがD∴G教団
提供したのがクロイス家だと気が付くのであった。
「フフ、あかりさん、見事な推理ですわね?もろろんクロイス家が《教団》に提供したものですわ。------彼らに信仰対象を与え、気持ちよく働いてもらうためにね。」
マリアベルはあかりの推理を評価し、クロイス家がD∴G教団に提供したことを告げるのであった。
「……………………」
キーアはそれを聞いて黙ったままであった。
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