あかりの高校卒業式。

あかりは3月1日になり、空座第一高等学校の卒業式を迎えることになった。保護者の一心もあかりの卒業式に参加し、あかりは無事卒業証書を受け取り、担任である越智の最後のホームルームで、あかり達にあることを告げるのであった。
「お前ら、卒業しても、あたしの教え子だ。進学する者も就職する者もこの学校で学んだことを進学先でも就職先でも忘れずに過ごせ以上だ。」
「はい!」
越智の言葉にあかり達も返事するのであった。その後、ホームルームが終わり、解散することになった。あかりははとこである石田に呼び出されるのであった。
「雨竜、どうしたの?」
「あかり、君は宿南先輩と付き合っているんだね。僕は幼い頃から君が好きだった。返事はいらない。君が宿南先輩一筋だってわかっている。僕の分まで君には幸せになってほしい。」
あかりの言葉に雨竜もあかりに告白するのであった。
「ええ、ありがとう。雨竜もきっと素敵な女性ができるわ。」
「ああ、ありがとう。あかり、宿南先輩と幸せになってくれ。」
「ええ。」
雨竜があかりに告白し、あかりも星宿一筋であり、雨竜が自身を好きだと知っていたが、返事をしなくても断るつもりだった。雨竜もあかりと星宿の幸せを願い身を引くのであった。その後、あかりは星宿の所に向かうのであった。一方、あかりに失恋をした雨竜はある人物に声を掛けられるのであった。雨竜に片思いをしている小川みちるであった。
「石田君、黒崎さんに失恋をしたんだね?」
「小川さんか?ああ、僕はあかりに失恋をしたよ。宿南先輩があかりの最愛の男性だよ。僕はあかりと宿南先輩の幸せを願うよ。」
小川満の言葉に雨竜もあかりに失恋をしたと告げるのであった。
「そっか、あたしじゃだめかな?あたし、石田君が好きなの。手芸部に所属している時からあたしは好きになったの。」
「小川さん、今は失恋に立ち直っていないけど、まずは友達から始めよう。」
「うん、わかった。石田君の心の傷が治るまで、あたしは待っているね。」
「ああ、すまない。」
小川みちるの言葉に雨竜も感謝するのであった。雨竜は大学進学して半年が経った頃に、自身を好きになった小川みちるに返事しおうとするのであった。
「小川さん、僕でよかったら、付き合ってほしい。」
「石田君、うん。不束者ですけどよろしくね。」
石田の言葉に小川みちるも雨竜が自身を好きになったことにうれしくなり、雨竜の彼女になるのであった。雨竜と小川みちるカップルを見守っているのが、あかり、星宿、鬼宿、美朱、巧、織姫、唯、哲也であった。
「雨竜、小川さんとようやく恋人同士になったわよ。」
「あかりそうだな。雨竜もようやく小川と付き合うことになったのだ。」
あかりと星宿は雨竜と小川みちるが恋人同士になったことに嬉しそうになるのであった。
「巧さん、みちるちゃん、幸せになってよかったね。」
「織姫、そうだな。雨竜もようやく最愛の恋人ができたぜ。」
織姫と巧も雨竜と小川みちるカップルの幸せを願うのであった。
「雨竜もあかりに失恋をしたが、小川が雨竜の心の傷を治しなんだな。」
「小川さん、石田君と幸せだね。」
鬼宿と美朱も雨竜と小川みちるの幸せを願うのであった。
「あたしはあかりちゃんと石田君がはとこだってことを知って驚いたわ。」
「唯そうだな。石田君と俺が声が似ていることに驚いたし、小川さんが石田君のことが好きだって知って驚いたよ。」
唯と哲也は石田と小川みちるカップルのことを見守るのであった。
あかり達の前に雨竜と小川みちるカップルが表れるのであった。
「あかり、井上さん、夕城さん、本郷さん、僕は小川さんと付き合うことになったよ。ありがとう。宿南先輩、浪川先輩、月野先輩、梶原さん、僕にも最愛の女性ができました。」
「黒崎さん、織姫、夕城さん、本郷さん、あたし石田君と付き合うことになってよかったよありがとう。宿南先輩、浪川先輩、月野先輩、梶原さん、それぞれ恋人同士と仲良く過ごしてください。」
「「「「ああ。」」」」
小川みちるの言葉に星宿、鬼宿、巧、哲也が了承するのであった。
後日、あかりと星宿は二人きりになるのであった。
「星宿、いずれ結社を倒すわよ。」
「あかり、了解した。エステル達と共に結社を倒すのだ。」
あかりと星宿は見食らう蛇を倒そうと決意するのであった。
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