あかりと星宿がクロスベルに滞在している時にウルスラ病院にセシルと会う。

あかりが浦原に愛染との戦いから外されて1か月が経っていた。恋人の星宿と共にクロスベル自治州に向かい、アリオスの仕事を手伝い、ウルスラ病院にいるセシルから依頼が来るのであった。
「星宿、セシルさんから依頼が来たわよ。」
「あかり、そうだな。ウルスラ病院に向かうのだ。」
「ええ、行きましょう。」
あかりと星宿は導力バスに乗り、ウルスラ病院に向かい、看護師に聞くのであった。
「すみません、遊撃士協会の依頼で来ました黒崎あかりと言います。セシルさんはいらっしゃいますか?」
「あかりの相棒の宿南星哉だ。セシル殿を呼んでほしいのだ。」
「かしこまりました。すぐに呼んできます。」
あかりと星宿の言葉に看護師も了承するのであった。その後、セシルと看護師長のマーサが現れるのであった。
「セシルさん、マーサさんお久しぶりです。」
「あかりちゃん、久しぶりね。その美形の男性は一体?」
「ティオちゃんの友達のあかりちゃんだね?そのイケメンかっこいいわね。」
「私はあかりの恋人の朱雀七星士の一人である星宿で、本名は宿南星哉なのだ。」
「ええ、ロイドから聞いているわよ。あかりちゃんの最愛の彼氏で、美形の男性だって聞いていたから、今度会う時は挨拶してほしいと告げられたのよ。」
「ロイドさんがセシルさんに頼んだのですね?」
「ロイドにとってセシル殿は姉のようなのだな?」
「ええ、ガイさんが私のかつての婚約者だったけど、殉職したのよ。」
「そうですね?新犯人であったイアンさんは逮捕されましたが、ロイドさんとセシルさんにすまなかったとおっしゃっていました。」
「そうか、そなたも愛する者を失くしたのだな?アリオスもサヤを失ったのだ。」
セシルの言葉にあかりと星宿もイアンのこととセシルを気に掛けるのであった。その後、セシルとマーサから薬草を見つけて欲しいと依頼され、あかりと星宿はウルスラ街道にある薬草を拾い、其れをセシルとマーサに渡すのであった。
「あかりちゃん、星哉君ありがとう。」
「あかりちゃん、星哉君、これで薬ができるよ、ありがとう。」
セシルとマーサもあかりと星宿に感謝するのであった。
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