あかりと星宿とアリオスは唯と哲也と会話。

あかりの世界にアリオスも来て、あかり、星宿、アリオスは唯と哲也カップルと会うのであった。
「あかりちゃん、星宿、貴方達お似合いね。アリオスさんがあかりちゃんの師匠だったのですね?」
「あかりちゃん、星宿君、唯の心の闇を救ってくれてありがとう。アリオスさんもありがとうございます。」
唯と哲也もあかりと星宿とアリオスに感謝するのであった。
「唯、どういたしまして。前世では美朱と敵対したのに、最後には美朱と和解できてよかったわね。」
「唯、そなたは心宿に騙された被害者なのだ。悪いのは心宿なのだ。」
唯の言葉にあかりと星宿も気を使うのであった。
「あかりと星宿の言う通りだ。お前はようやく心宿の野望に気が付いたのだろう?」
「ええ、アリオスさんそうですね?あたしがあかりちゃんに『目先のことに取らわれて真実を見抜いていない。』と告げられて、あたしが男たちに汚れていなかったことにようやく気が付きました。」
アリオスの言葉に唯も心宿に騙され、真実に気が付いたことを告げるのであった。
「私と星宿とアリオスさんが20世紀に行った時には、鬼宿が蟲毒を飲まされて洗脳されたのを見て、美朱が可愛そうだと気が付いたのよ。」
「あかりが朱雀の巫女だった頃は、鬼宿が心宿に蠱毒を飲まされ、あかり自身が重症になり、昏睡状態になったぞ。」
「あかりとアリオスの言う通りだ。私があかりを看病し、あかりの傷を治した神水があかりの傷を完治したのだ。」
あかり、アリオス、星宿は鬼宿が洗脳されたことを告げるのであった。
「あかりちゃんが朱雀の巫女だった頃も鬼宿が心宿に洗脳されたのね?あたしが自分を失わなければ、朱雀七星士4人と青龍七星士達が犠牲にならないで済んだのに。」
「唯、貴方は本当は優しいのね?私の世界には青龍七星士も転生しているわよ。」
「あかりの言う通りだ。あかりが朱雀の巫女だった頃は、俺とあかりの敵であるセリシエルが青龍の巫女だ。」
唯が罪悪感を感じ、あかりが唯を気に掛け、アリオスもセリシエルが青龍の巫女だと告げるのであった。
「セリシエルがあかりちゃんの敵なんだね?」
「哲也さん、ええそうです。セリシエルはネヘレシアの側近で、デッド・ムーンの一員です。」
「セリシエルは心宿以上に実力が高く、策略家で、卑怯者だぞ。」
「青龍の守護者が結社見食らう蛇執行者№0道化師カンパネルラなのだ。」
哲也の言葉にあかり、アリオス、星宿がセリシエルとカンパネルラのことを告げるのであった。
「あかりちゃん、心宿達に会ってもいいの?」
「ええ、そうね。きっと唯のことを覚えているわよ。」
「哲也、唯と共に心宿達に会ってくれ。」
「あかりとアリオスの言う通りだ。心宿達もあかりの世界に転生し、改心しているのだ。」
「うん、わかった。あたし、会いに行くよ。」
「俺も心宿達に会い行くよ。」
あかりとアリオスと星宿の言葉に唯と哲也も心宿達に会いに行こうと決意するのであった。その後、あかり、星宿、アリオス、唯、哲也は心宿達に会いに行くのであった。
「心宿、房宿、氐宿、亢宿、角宿、尾宿、箕宿久しぶりだね。あたしは哲也さんと付き合っているわ。」
「心宿、房宿、氐宿、亢宿、角宿、尾宿、箕宿、唯が世話になったな。俺が唯を幸せにする。」
「唯様お久しぶりです。あの時は騙してしまい申し訳ありませんでした。唯様も最愛の方ができたのですね?哲也と言ったな?唯様を頼んだぞ。」
「ああ、言われなくても幸せにするよ。」
心宿が唯に謝罪し、哲也も了承するのであった。
「房宿、唯ならもう大丈夫よ。哲也さんがいるから安心して?」
「朱雀の巫女、そうだね。唯様が別の男がいるなら安心したよ。」
あかりの言葉に房宿も安心するのであった。
「角宿、唯は哲也と幸せだぞ。」
「朱雀の守護者、唯様が幸せなら俺は身を引くぜ。別の女と今は付き合っているぜ。」
アリオスの言葉に角宿もあかりの世界に転生してからは別の女性と付き合うのであった。性格は唯と同じ勝気な女性である。
「あかりさん、僕はあかりさんの世界に転生をした桃華と再会し、付き合うことができました。あかりさんのおかげです。」
「亢宿、どういたしまして。桃華さんが亢宿を好きだったのを私とアリオスさんが知っていたわよ。」
「そうですか?あかりさんとアリオスさんは相変らず、洞察力と観察力が優れていますね?あかりさんが朱雀の巫女で、アリオスさんが朱雀の守護者でよかったです。」
あかりの言葉に亢宿もあかりとアリオスに一目を置くのであった。
「朱雀の巫女、唯様の心の闇を救ったのは朱雀の巫女と朱雀の守護者と星宿だったのですね?」
「氐宿、ええそうよ。唯は心宿に唆されて、美朱と敵対する状況になってしまったのよ。私と星宿とアリオスさんで唯を説得して正解だったわ。」
「そうですか?私は貴方の世界に転生からは、朱雀の巫女である光の剣聖の異名を持つ貴方を好きになりました。」
氐宿があかりを好きになり、抱きしめ、キスをするのであった。満足した氐宿はあかりの唇を離すのであった。
「え?氐宿?」
「氐宿!あかりには指一本触れさせぬ!」
あかりが驚き、星宿も氐宿に怒りを見せるのであった。
「哲也さん、こっちの星宿は美朱じゃなくて、あかりちゃんが好きだったのね?」
「唯、そうだな。あかりちゃんが朱雀の巫女の時は、星宿はあかりちゃんと両思いだよ。」
唯の言葉に哲也もあかりに思いをよせているのが星宿だと告げるのであった。
「そうなんだね、あかりちゃんは鬼宿とは友達みたいね。」
「そうだな。鬼宿君とあかりちゃんはあくまで友達みたいだぞ。お互い最愛の恋人がいるから、あかりちゃんは星宿君、鬼宿君が美朱ちゃんだな。」
唯と哲也はあかりと鬼宿が友達だと驚くのであった。
「美朱が朱雀の巫女の時は星宿は報われなかったけど、あかりちゃんの時にはうまくいったのね。」
「星宿君があかりちゃんを一番大事に思っているんだ。あかりちゃんも星宿君を一番大事に思っているぞ。」
唯と哲也も星宿の思いがあかりに向いていることに気が付くのであった。
あかりと星宿は唯達と別れ、鬼宿と美朱カップルに会うのであった。
「あかりちゃん、星宿、唯ちゃんと和解できたのは、あかりちゃんと星宿のおかげだよ。」
「あかり、ありがとな。美朱を支えたのがお前だぜ。星宿様もありがとうございます。」
「どういたしまして、鬼宿、美朱、幸せになってね。」
「礼には及ばぬ。美朱、案ずるな。私はあかりを愛しているのだ。美朱、お前は鬼宿と幸せになるのだ。鬼宿、お前も美朱を頼む。」
「うん。」
「ええ。」
あかりと星宿の言葉に美朱と鬼宿も了承するのであった。
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