後日、あかりの世界にダドリーとアリオスが表れ、あかりと星宿に会うのであった。
「あかり、星宿、久しぶりだ。」
「黒崎、宿南、久しぶりだな。」
「アリオスさん、ダドリーさんお久しぶりです。」
「アリオス、ダドリー殿、久しぶりだな。」
アリオス、ダドリー、あかり、星宿はお互い声を掛けるのであった。その後、あかりと星宿はアリオスとダドリーの為に料理を披露するのであった。あかりと星宿が作ったのは、和食であり、炊飯器で炊いたご飯や、豚汁、春雨サラダ、出汁巻卵焼きであった。
「黒崎、マクレインから聞いたぞ。お前が母親を失くして料理を作るようになったことをな。見事だ。」
「ダドリーさん、ええありがとうございます。」
ダドリーがあかりの料理を絶賛し、あかりもダドリーに感謝するのであった。
「星宿、お前はあかりの世界に転生してから料理を作るようになったのだな？」
「ああ、私はあかりに料理を教えてもらったおかげでうまくなったのだ。」
アリオスの言葉に星宿もあかりの世界に転生してからは、皇族ではなくなったが、お金持ちであることは変わらず、あかりと再会し、料理を教わる星宿であった。
ダドリーがあかりの料理を褒めたことに驚く、ロイド達特務支援課であった。
「ダドリーさん、あかりとは気が合うそうだな。」
「ええ、そうね。あかりちゃんみたいな真面目な子と気が合うんじゃないかしら？」
「メガネスーツさんもあかりさんには頭が上がらないみたいですね？」
「あの堅物も、あかりみたいな女の子には弱いんだな？」
ロイド、エリィ、ティオ、ランディもあかりとダドリーが気が合うことに驚くのであった。一方、あかりと星宿はダドリーと会話をしていた。
「黒崎、東仙要の意思を継いで正義の為に戦え。」
「ええ、わかりました。私はセーラーサンの誇りを掛けて愛と正義の為に戦います。」
「ダドリー殿、案ずるな。私があかりを守るのだ。」
ダドリーの言葉にあかりが正義の為、星宿もあかりを守ろうと決意するのであった。
「そうか、黒崎、宿南、幸せになれ。」
「ええ。」
「ああ。」
ダドリーの言葉にあかりと星宿は了承するのであった。その後、アリオスとダドリーは元の世界に帰るのであった。あかりと星宿は心宿と房宿に会うのであった。
「朱雀の巫女、星宿、朱雀の守護者とアレックス・ダドリーと会ったのだな？」
「朱雀の巫女、朱雀の守護者の知り合いのダドリーはあんた以上に正義感が強いのね？」
「ええ、そうよ。ダドリーさんは正義感が強いわよ。クロスベル警察の捜査一課の主任よ。」
「ああ、ダドリーはアリオスと年が近いのだ。あかりとダドリーは気が合うのだ。」
心宿と房宿の言葉にあかりと星宿はダドリーの正義感の強さに一目を置くのであった。
「そうか、朱雀の巫女が正義感が強いことがわかったが、アレックス・ダドリーも正義感が強かったのだな。」
「ダドリーは堅物そうだけど、柔軟性はあるわね。」
「ええ、そうね。ダドリーさんは前よりも雰囲気が柔らかくなったわ。」
「ああ、エレボニア帝国の支配から解放されたおかげなのだ。」
心宿と房宿の言葉にあかりと星宿もダドリーの柔軟性に驚くのであった。
あかりと星宿は心宿と房宿と別れ、遊撃士の仕事に向かうのであった。
後日、あかりの世界にユーシスとマキアスが表れるのであった。
「あかり、星宿、久しぶりだ。」
「あかり、久しぶりだ。星宿さんもお久しぶりです。」
ユーシスとマキアスもあかりと星宿に声を掛けるのであった。
「ユーシスさん、マキアスさん、お久しぶりです。」
「ユーシス、マキアス、久しぶりだ。」
あかりと星宿もユーシスとマキアスに声を掛けるのであった。
その後、あかりと星宿は喫茶店にユーシスとマキアスを連れていき、あかりとユーシスが紅茶を頼み、星宿とマキアスがコーヒーを頼むのであった。
「あかり、俺と同じ紅茶が好きだったのだな？お前とは気が合いそうだ。」
「ユーシスさん、ええそうですね。私もユーシスさんと気が合います。」
あかりとユーシスがお互い紅茶が好きであるため、気が合うであった。
「星宿さん、この世界のコーヒーもいい味ですね？」
「ああ、私もコーヒーは嫌いでないのだ。」
マキアスと星宿も気が合うのであった。その後、会計はあかりが行い、喫茶店を後にするのであった。
「あかり、あまり一人で抱え込むな。」
「ユーシスの言う通りだ。君が東仙さんを失ったことダドリーさんから聞いたぞ。」
「ええ、ありがとうございます。私は星宿達の支えで立ち直りました。」
「案ずるな、私があかりを守るのだ。」
「星宿、あかりを頼むぞ。」
「星宿さん、あかりのことをお願いします。」
「ああ。」
ユーシスとマキアスの言葉に星宿も了承するのであった。その後、ユーシスとマキアスは元の世界に帰り、あかりと星宿は二人きりで過ごすのであった。