あかり、アリオス、井宿、翼宿が倶東国に行っている間に星宿達の様子。

あかり、アリオス、井宿、翼宿が鬼宿を奪還するために、倶東国に向かい、紅南国の宮殿に残った星宿、柳宿、軫宿、張宿はあかり達の帰りを待つのであった。bgmは空の軌跡「月明りの下で」である。
「あかり達が心配ですね?」
「そうだな、あかりとアリオスが私達以上に実力があるのだ。私もあかりが一番心配なのだ。」
柳宿の言葉に星宿はあかりを心配するのであった。
「ちょっと、張宿!あんたのんきに笛を吹くんじゃないわよ!」
「僕も陛下があかりさんが心配しているのに、陛下の心を慰めたいんです。」
「あたしにだってできるわよ!」
「ちょっとやめてください!」
柳宿と張宿は喧嘩するのであった。
「陛下、男にもてるようですな?まあ、あかりがいるから心配はありません。」
「はあ、そうだな。あかりが嫉妬するのだ。」
軫宿の言葉に星宿も頭を抱えるのであった。その後、あかりを姫抱きにしたアリオス、井宿、翼宿が宮殿に帰ってくるのであった。
「陛下、あかりが重症です。」
「あかりさんならきっと生きています。」
軫宿、張宿が星宿に告げるのであった。
「あかりを担架に乗せるのだ。」
「陛下、了解しました。」
星宿の言葉に大臣も了承するのであった。
「アリオス、あかりに一体何があったのだ?」
星宿はあかりが重症であることに驚き、アリオスに聞くのであった。bgmは空の軌跡「消え行く星」である。
「星宿、すまない。あかりが洗脳された鬼宿に攻撃を受け、重傷を負った。」
アリオスが申し訳ない顏をするのであった。
「星宿様、鬼宿君、蠱毒を飲まされたのですのだ。」
「星宿様、俺は鬼宿と心宿が許すことができません。」
井宿が鬼宿が蠱毒を飲まされたことを告げ、翼宿もあかりに攻撃した鬼宿とあかりを殺すよう命じた心宿に怒りを見せるのであった。
「そうか、鬼宿はもう2度と戻らぬのだな?軫宿、あかりの治療を頼む。」
星宿は納得した後に、軫宿にあかりの治療を頼むのであった。
「陛下、了解しました。」
軫宿も了承した。その後、あかりを浴衣に着替えさせ、あかりをベットに下ろすのであった。bgmは空の軌跡「月明りの下で」である。
「軫宿、4次元ポーチから神水を使ってくれ。これがあれば治療が一度で済むぞ。」
「アリオス、わかった。あかりの治療に使わさせてもらうぞ。」
アリオスの提案に軫宿も神水を使って、あかりの治療をしようと決意するのであった。その後、軫宿が神水を手に付け、あかりを治療するのであった。あかりの傷は治るが、あかりは昏睡状態になるのであった。
「アリオス、あかりの傷は治ったが、昏睡状態だ。後はお前が声を掛けろ。」
軫宿がアリオスに気を使うのであった。
「ああ、わかった。礼をいう。軫宿、お前は体力を消耗しているのだから休め。」
アリオスは軫宿があかりの治療の際に体力が落ちていることに気が付き、軫宿に気を使うのであった。
「ああ、そうだな。俺は体力が消耗している。一日に一度が限度だ。休ませてもらうぞ。」
軫宿も体力を消耗したため、早く休むために、自分の部屋に戻るのであった。一方、星宿はあかりが昏睡状態だと軫宿に告げられるのであった。
「陛下、あかりは命に別状はありません。ただ昏睡状態ですので、アリオスと共にあかりに声をかけてください。」
「軫宿、了解した。」
軫宿の言葉に星宿も了承するのであった。その後、星宿は冠を外し、髪を布で、一つ縛りにするのであった。
(あかり、無事でいるのだ。)
星宿もあかりの無事を祈るのであった。その後、あかりの部屋に星宿も入るのであった。bgmは空の軌跡「胸の中に」である。
「アリオス、あかりの様子はどうなのだ?」
星宿がアリオスに聞くのであった。
「星宿、あかりは命に別状はない。ただ、昏睡状態だ、俺と星宿で、あかりの声を掛けるぞいいな?」
「そうだな、私もあかりに声を掛けるのだ。」
アリオスの提案に星宿も昏睡しているあかりに声を掛けようと決意するのであった。
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