後日、あかりは心宿、房宿、氐宿に会うのであった。
「心宿、房宿、氐宿、私はあんた達を転生させたこと後悔はないわ。」
「そうか、礼を言う朱雀の巫女。」
「あたしもあんたに感謝しているよ。」
「私もこの世界に転生してからは、不幸がなくなりました。朱雀の巫女ありがとうございます。」
あかりの言葉に心宿、房宿、氐宿もあかりに感謝するのであった。
「どういたしまして、青龍七星士の心の闇を救ってよかったわ。」
あかりも青龍七星士の心の闇を救ったことを安心するのであった。
あかりは心宿、房宿、氐宿と別れ、星宿の所に向かうのであった。一方、あかりと別れた心宿、房宿、氐宿はあかりのことで話し合うのであった。
「心宿、朱雀の巫女お人よしですね？」
「私も朱雀の巫女が真面目で凛とした女性だと気が付きました。」
「そうだな、朱雀の巫女は本来、正義感が強い娘だ。朱雀七星士以上に平和を願った娘だ。私も朱雀の巫女の闇を受け入れたいのだ。」
房宿、氐宿の言葉に心宿もあかりの闇を受け入れたいと告げるのであった。
「私も朱雀の巫女が苦労人であることに驚きました。」
「どうやら、朱雀の巫女の闇は私達以上に深いようですね？」
「そうだ、朱雀の巫女は一度目の人生で、家族を鬼舞辻無惨に殺され、竈門禰豆子が鬼舞辻無惨に鬼にされ、その後、鬼殺隊に殺されたのだ。」
房宿、氐宿の言葉に心宿もあかりの辛い出来事を話すのであった。
「朱雀の巫女はそれで絶望をしたのですね？」
「朱雀の巫女はそれが原因で冷酷になったそうですね。」
「そうだ、朱雀の巫女は復讐をしようと鬼を殺したのだ。」
房宿、氐宿の言葉に心宿もあかりが復讐のために鬼を殺したことを告げるのであった。
「セリシエル様から聞いたのですか？」
「私も驚きました。セリシエル様はこの世界にはいませんが、心宿は知っていたのですね？」
「そうだ、セリシエル様が私に語ったのだ。朱雀の巫女の闇を知っていたのだ。」
房宿、氐宿の言葉に心宿もセリシエルがあかりの闇を知っていたことを告げるのであった。
「セリシエル様は私達を利用していました。」
「セリシエル様はネヘレシアを蘇生し、私達を捨て駒扱いしました。」
「そうだ、セリシエル様は私以上に策略家だ。私も利用しようとしていたが、最後には私もセリシエル様も房宿も朱雀の巫女に止めを刺され、その後、一度なくなったのだ。その後、私は母上と再会できたのだ。」
房宿、氐宿の言葉に心宿もセリシエルが自身以上に策略家だと告げるのであった。
「心宿の母は、心宿に復讐に捕らわれることはないと告げましたね。」
「そうだ、母上は私に別の世界で幸せになってほしいと告げたのだ。朱雀の巫女の世界に転生し、今度こそ幸せになってほしいと告げたのだ。」
房宿の言葉に心宿も霊魂になって母親と再会し、あかりの世界に転生し、幸せになってほしいと心宿の母親が告げたことを話すのであった。