あかりは房宿とお互い恋バナを話す。

あかりは転生した房宿と会うのであった。
「朱雀の巫女、心宿と結婚できたのはあんたのおかげだよ。」
「房宿、どういたしまして、よかったわね。あんたが心宿が好きで、私とアリオスさんだけが心宿と房宿が両思いだと知っていたわよ。」
房宿があかりに感謝し、あかりも心宿と房宿の幸せを願うのであった。
「あんたも星宿と幸せになるんだね。あたしもあんたと星宿が両思いだと知っているし、心宿もあんたと星宿の幸せを願っているよ。」
「房宿、ありがとう。私の世界に転生できてよかったわね。」
房宿があかりと星宿の幸せを願い、あかりも感謝するのであった。
「あんたの世界に転生してからは、両親もあたしを大事にしてくれたし、心宿も心宿の両親も仲が良好だよ。」
「そうね、倶東国の皇帝が心宿達の人生を台無しにした独裁者よ。最後はクーデターで処刑されたわよ。シルフィアが教えてくれたの。」
房宿もあかりの世界に転生してから幸せになり、あかりも倶東国の皇帝が独裁者で、最後には因果応報の末路だと告げるのであった。
「あたしもあの皇帝には不満があったから、処刑されて安心したよ。」
「きっと、心宿も納得するはずよ。」
房宿の言葉にあかりも心宿を気に掛けるのであった。
「そうね、心宿の無念が果たせたはずだよ。」
「心宿も、本来は温厚な人物だったけど、倶東国の皇帝のせいで、冷酷になったのよ。心宿もある意味、倶東国の皇帝の被害者だったわね。」
房宿の言葉にあかりも同情するのであった。
「あんた、心宿に同情してくれたんだね。」
「そうね、アリオスさんも同情していたわよ。」
房宿の言葉にあかりもアリオスも心宿に同情していたことを告げるのであった。
「そうなんだね、朱雀の守護者も闇を抱えていたからこそ、心宿の気持ちがわかったんだね。」
「ええ、私も昔は闇を抱えていきていたの。」
房宿の言葉にあかりも闇を抱えていきていたことを告げるのであった。
「そうなんだね?今度、あんたと朱雀の守護者の過去を聞きたいから、朱雀の守護者もこっちの世界に呼んでくれる?」
「ええ、わかったわ。アリオスさんをこっちの世界に呼ぶね。」
房宿の言葉にあかりもアリオスを呼ぼうと決意するのであった。
一方、星宿は心宿と会話をするのであった。
「星宿、貴方は朱雀の巫女と両思いなのだな?」
「心宿そうだ。私はあかり一筋なのだ。お前も房宿と結婚したのだな?」
心宿の言葉に星宿もあかり一筋だと告げるのであった。
「そうだ、私と房宿が両思いだと知っていたのは朱雀の巫女と朱雀の守護者だけだ。」
「そうだな、あかりとアリオスは洞察力と観察力が優れているのだ。私以上だ。」
心宿の言葉に星宿もあかりとアリオスが勘が鋭いことを告げるのであった。
「そうか、星宿、朱雀の巫女と朱雀の守護者は私以上に闇を抱えていたのだな?」
「そうだ、あかりは家族を無惨に殺され、アリオスはサヤを爆発事故で失くしたのだ。私も孤独だったが、あかりとアリオスのおかげで孤独がなくなったのだ。」
心宿の言葉に星宿もあかりとアリオスの闇を告げるのであった。
「そうか、今度朱雀の守護者をこちらの世界に呼んでほしいのだ。」
「ああ、了解した。アリオスをこちらの世界に呼ぶのだ。」
心宿の言葉に星宿も了承するのであった。
巧と織姫も双子の兄弟である亢宿と角宿と会話をするのであった。
「亢宿君、角宿君、兄弟の絆があるんだね?あたしもお兄ちゃんがいるから気持ちがわかるよ。」
「織姫の言う通りだぜ。俺も妹と弟がいるぜ。兄弟仲良く過ごすんだぜ。」
「織姫さん、巧さん、ありがとうございます。」
「井上織姫、月野巧、お前ら恋人なんだろ?朱雀の巫女から聞いたぜ。」
「うん、そうだよ。角宿君。」
「ああ、俺の最愛は織姫だぜ。」
「織姫さん、巧さん、お幸せに。」
「俺も兄貴もお前らの幸せを願っているぜ。」
「ええ。」
「ああ。」
亢宿と角宿の言葉に織姫と巧も了承するのであった。
泰虎と香蓮も鬼宿と美朱と会話をするのであった。
「泰虎、香蓮、お前ら付き合っているんだろ?」
「泰虎君、香蓮ちゃんお似合いだね。」
「ああ、礼を言う。浪川さん、夕城。」
「ありがとうございます。浪川先輩、ありがとう美朱。」
鬼宿と美朱の言葉に泰虎と香蓮も感謝するのであった。
「お前らは俺達以上に背が高いんだな?」
「香蓮ちゃんも女の中で背が高いんだね?」
「ああ、俺の身長は198センチだ。」
「私よりも姉さんとまこと先輩の方が背が高いわよ。」
鬼宿と美朱の言葉に泰虎が自分の伸長を伝え、香蓮も姉であるせつなとまことの方が背が高いことを告げるのであった。
「せつなとまことか?」
「香蓮ちゃんのお姉さんとまことさんだね。」
鬼宿も美朱もせつなとまことに驚くのであった。
「せつなさんは俺と香蓮の交際を認めてくれたぞ。」
「姉さんにも幸せになってほしいわ。」
泰虎と香蓮もせつなを気にかけるのであった。
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