あかりと星宿は、あかりの世界に来たクローゼとユリアと会話をするのであった。
「あかりちゃん、星宿さんと結婚したら、私と同じ女王になるのね。」
「クローゼさん、ええ私がサンキングダムをいつか復興させ、私が女王で、星宿が国王になります。」
「星宿君、君はあかり君を大事に思っているのだな？」
「ユリア殿、そうだ。私はあかりと共に生きていくことを誓ったのだ。」
ユリアの言葉に星宿も肯定するのであった。その後、あかりと星宿はクローゼとユリアに出会ったきっかけを話す決意をするのであった。
「私と星宿が出会ったのは四神天地書の世界で、私が朱雀の巫女で、アリオスさんが朱雀の守護者になりました。」
「私は前世の皇帝だった頃、魔獣に襲われた所、あかりとアリオスに救われたのだ。その後、私があかりとアリオスに紅南国を救ってほしいと依頼したのだ。」
「カシウスさんから聞きました。あかりちゃんとアリオスさんが異世界を救った英雄だということに驚きました。」
「カシウス中将もあかり君が朱雀の巫女で、アリオス殿が朱雀の守護者だったことに驚きました。」
あかりと星宿の言葉にクローゼとユリアもあかりと星宿の出会いに驚くのであった。
「ええ、私とアリオスさんは朱雀七星士を探す旅をし、青龍七星士と青龍の巫女と青龍の守護者とは敵対しました。」
「あかりの言う通りだ。青龍の巫女がセリシエルで、青龍の守護者が見食らう蛇執行者の道化師カンパネルラなのだ。」
「え？見食らう蛇のカンパネルラが青龍の守護者だったのですか？星宿さん。」
「殿下の言う通りだ。セリシエルは一体何者だ？」
「ええ、セリシエルはデッドムーンのネヘレシアの側近で、私とは因縁の相手でした。青龍七星士の心宿とお互い利用し合い、利害一致のために組んだそうです。」
「あかりの言う通りだ。心宿の目的は天帝になることで、自身が支配者になろうとし、セリシエルもネヘレシアを蘇生させることが目的だったのだ。」
「あかりちゃん、青龍七星士の心宿さんは今は改心しているのね？」
「ええ、心宿は私の世界に転生した後に、私とアリオスさんと星宿達と和解し、その後、心宿の仲間であった房宿と結婚しました。」
「あかりとアリオスだけが、心宿と房宿が両思いだと気がついたのだ。」
「あかり君とアリオス殿、洞察力と観察力が優れているな。」
あかり、星宿、クローゼ、ユリアはあかりと星宿の敵であった心宿のことを話し合うのであった。
「あかりちゃん、東仙さんが亡くなったのカシウスさんから聞いたわよ。」
「殿下の言う通りだ。あかり君、辛かったな。」
「ええ、私は東仙さんを説得したのですが、『あかり君、すまない。私はもう後戻りはできないのだ。藍染様に忠誠を誓っているのだ。すまない、あかり君。』そうおっしゃていました。」
「東仙は最後にはあかりにすまなかったと謝罪した後に藍染に殺されたのだ。」
クローゼとユリアはあかりが東仙を失い、辛い思いをしたことを心配し、あかりも悲しそうな顔をし、星宿もあかりを支えるのであった。
「あかりちゃん、あかりちゃんに片思いをした人がいたのね？」
「ええ、星宿の恋のライバルであった朽木白哉さんが私に片思いをしていました。」
「あかりの言う通りだ。白哉は緋真をなくした後に、あかりと出会った後に、あかりを手に入れようとしていたのだ。」
クローゼの言葉にあかりと星宿も白哉と緋真のことを告げるのであった。
「あかりちゃん、男性にもてるのね？私もヨシュアさんが好きだったから、あかりちゃんも星宿さんと白哉さんに愛されているのね。」
「ええ、白哉さんとはルキアの処刑騒動で敵対したのですが、２回目の勝負で、私と星宿は白哉さんに勝ちました。」
「あかりの言う通りだ。白哉は目先のことに捕らわれて真実を見抜いていないのだ。」
クローゼの言葉にあかりと星宿も白哉と対決をして、勝ったことを告げるのであった。
「あかり君と星宿君の実力がカシウス中将以上に強いな。」