あかりと星宿とアリオスは原作版四神天地書に向かい、美朱を援護する。

あかりと星宿はアリオスを待っていた。
「あかり、星宿、別の四神天地書の世界に行くぞ。いいな?」
「ええ。」
「ああ。」
アリオスの言葉にあかりと星宿も了承するのであった。その後、あかり、星宿、アリオスは転移装置を使って、20世紀の四神天地書の世界に向かうのであった。
「星宿、20世紀の四神天地書の世界では、別の星宿がいるから、ここでは星哉と呼ぶね。」
「ああ、そうだな。アリオスもここでは星哉と呼ぶのだ。」
「ああ、了解した星哉。」
あかり、星宿の言葉にアリオスも星宿を星哉と呼ぶのであった。
その後、あかり、星宿、アリオスは紅南国の宮殿に向かい、美朱達と出会うのであった。
「初めまして、私は21世紀から来ました。日本遊撃士教会空座町支部所属の黒崎あかりと言います。」
「私はあかりと同じ世界に来た日本遊撃士教会空座町支部所属の宿南星哉なのだ。」
「俺は異世界から来たクロスベル遊撃士教会のアリオス・マクレインだ。ちなみにあかりの師匠だ。」
あかり、星宿、アリオスは美朱達に自己紹介するのであった。
「星哉さん、星宿とそっくりね?あたしは夕城美朱と言います。」
「私と声が似ている星哉なのだな?私は朱雀七星士の星宿だ。」
「星哉さん、星宿様とそっくりですわ。あたしは朱雀七星士の柳宿と申します。」
「おいらは朱雀七星士の井宿なのだ。よろしく、あかりちゃん、星哉君、アリオス殿。」
美朱、星宿、柳宿、井宿があかり、21世紀の星宿、アリオスに自己紹介するのであった。あかり達は美朱から鬼宿が青龍側に人質にされていることを聞き、美朱の為に行動をすることになった。
「美朱、私も星哉もアリオスさんも貴方に協力をするわ。」
「美朱、案ずるな。私はあかり一筋なのだ。お前は鬼宿と幸せになるのだ。」
「星哉さん、あかりちゃんが好きなんだね?どこを好きになったの?」
「ああ、私の美しさに相応しいのはあかりだ。あかりの美しさに相応しいのは私だ。」
美朱の言葉に21世紀の星宿もあかりの美しさと自身の美しさを語り、ナルシスト発言をするのであった。
「星哉、シリアスの場面が台無しよ。」
「あかりの言う通りだ。お前はナルシストだぞ。」
あかりとアリオスは21世紀の星宿に突っ込むのであった。
「あかりとアリオスさん突っ込みがうまいわね。」
「あかりちゃんとアリオス殿が一番常識人なのだ。」
「もう一人の私も美しいのだ。もう一人の私はあかりと恋仲同士なのだな?」
「ああ、私はあかりの世界に転生したのだ。藍染といつか決着をつけるのだ。あかりは藍染に執着されているのだ。」
「星哉、私も好きよ。」
「ああ、私も好きだあかり。」
あかりと21世紀の星宿は抱きしめ合い、バカップルとして過ごすのであった。それを見ていたアリオス、美朱、星宿、柳宿、井宿はあかりと21世紀の星宿のいちゃつきに呆れるのであった。
「あかり、聖哉、お前達バカップルだな。」
「あかりちゃん、聖哉さん、二人だけの世界ね。」
「もう一人の私が羨ましいのだ。」
「そっちの星宿様の方がナルシストね。」
「もう一人の星宿様、あかりちゃん一筋なのだ。」
アリオス、美朱、星宿、柳宿、井宿はあかりと21世紀の星宿カップルを驚くのであった。そして、その後、残りの朱雀七星士探しにあかり、21世紀の星宿、アリオスは美朱、柳宿と共に旅に向かうのであった。
ある食堂で、あかり、21世紀の星宿、アリオス、美朱、柳宿は会話をするのであった。
「美朱、貴方星宿が折角用意した旅の資金を無駄にしないでくれるかしら?」
「美朱、あかりの言う通りなのだ。そなたは緊張感が足りないのだ。」
「あかりと星哉の言う通りだ。お前はもう少し、場の空気を読め。」
あかり、21世紀の星宿、アリオスは美朱に呆れ、注意するのであった。
「あかり、アリオスさん、21世紀の星宿様の方が常識人ね?こっちの星宿様より、21世紀の星宿様の方が美朱に対して辛口発言ね。」
柳宿もあかり、21世紀の星宿、アリオスには一目を置くのであった。
その後、注文した料理がくるが、美朱が全部食べてしまったため、あかりと21世紀の星宿とアリオスと柳宿は呆れるのであった。
「馬鹿ー!あたし達の分までー。」
「柳宿、あとで私とが料理を作るから安心して?」
「案ずるな、今は敵がいるのだ。」
柳宿は美朱に怒り、あかりが柳宿を咎め、星宿も店の店員を警戒するのであった。
「ああ、あかり変身しろ!」
「ええ、ゴールドサンクリスタルパワーメイクアップ!」
アリオスの言葉にあかりも変身するのであった。
「「私達を暗殺するなんて許さないわよ!あんた達を殲滅するわ!」
「お前達山賊だな!真の絶望を持って無明の闇へと消えるがいい!」
あかりとアリオスは冷酷な表情をするのであった。
「私もあかりとアリオスを援護するのだ。」
21世紀の星宿も霊力の剣を構えるのであった。
「風巻く光よ、我が剣に集え! ・・・はああああっ! ・・・奥義! 風神烈破!!」
「受けてみよ、滅びの太刀! ・・・はああぁぁぁっ! ・・・絶技! 黒皇剣!!」
「行くぞ!……はああああ……奥義鳳凰烈波!」
あかり、アリオス、21世紀の星宿はSクラフトを使い、山賊達が戦闘不能になるのであった。その後、旅服を着た星宿が表れるのであった。
「皆の者、無事であったか?」
「ええ、美朱以外無事よ。」
「ああ、美朱が料理を食べて倒れたぞ。」
「案ずるな、私とあかりとアリオスで山賊を倒したのだ。」
「私とあかりと星哉様とアリオスさんは無事です。美朱が」
「うんうん、急に食べ過ぎて喉が詰まっちゃって、あかりちゃん水を?」
「はあ、今回だけだからね。」
美朱の言葉にあかりも呆れ、4次元ポーチから水を出し、美朱に渡すのであった。
「あかり、あんた美朱に甘いわよ。」
「柳宿の言う通りだ。お前はお人よしなのだ。」
「あかり、美朱にはもう少し厳しく接した方がいいぞ。」
柳宿、21世紀の星宿、アリオスはあかりがお人好しだと告げるのであった。
「ええ、ごめんね。」
あかりも申し訳ない顔をするのであった。その後、星宿が美朱に手紙を渡すのであった。美朱は鬼宿がいないことで寂しいと気が付き、星宿は美朱に対して思いを伝え、抱きしめ、キスをするのであった。それをあかりと21世紀の星宿が見るのであった。
「こっちの世界の星宿は美朱が好きだったのね?」
「案ずるな、私は美朱は好きではないのだ。私の好きな女はあかりの様な美しく、頭の回転が優れて包容力のある女だ。」
「ええ、ありがとう。星宿。」
「ああ、あかり好きだ。」
あかりと21世紀の星宿は抱きしめ合い、キスを交わすのであった。
一方、柳宿はアリオスと会話をするのであった。
「アリオスさん、貴方あたしが女装をしていたことに初対面で気が付いたのね?」
「ああ、21世紀の星宿はあかりが好きで、相思相愛の仲だぞ。21世紀の朱雀の巫女があかりで、朱雀の守護者が俺だ。」
柳宿の言葉にアリオスもあかりの世界の四神天地書の世界での出来事を話すのであった。その後、あかり達は山賊によって気絶し、山賊のアジトに連れていかれるのであった。
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