恋次が白哉と対決

一方、あかりと星宿は恋次の霊圧が消えたのを確信し、花太郎と岩鷲に告げる。
「花太郎さん、岩鷲さん、転移装置を使って、恋次の所に行ってください。

「あかりの言う通りだ。恋次の治療が今できるのは花太郎おらぬ、岩鷲と一緒に恋次の所に行くのだ。」
あかりと星宿がそれぞれ花太郎たちに恋次の所に行くよう声を掛ける。
「あかりさん、星宿さん、わかりました。岩鷲さんと一緒に阿散井副隊長の居場所に行きます。」
「わかったぜ。恋次も俺達の仲間だしな。先に行くぜ?」
花太郎と岩鷲も了承し、恋次の所に転移をする。その後花太郎が恋次の治療をし、それを岩鷲が見守る。治療の途中で恋次が目を覚ます。
「お前らは…花太郎に岩鷲か?」
恋次が花太郎と岩鷲に声を掛け
「どうも」
「恋次、大丈夫か?」
花太郎と岩鷲が恋次を心配する。
「恋次さん、俺が花太郎さんとセーラー戦士と朱雀七星士の協力者を呼んだんです。」
理吉が恋次に声を掛ける。
「理吉、お前が花太郎と岩鷲を呼んだんだな。」
恋次が理吉に言葉に驚く。
「俺、信じられらなかったんです。恋次さんがセーラー戦士に負けて、投獄されて、その後脱獄して花太郎さんと共にセーラー戦士と朱雀七星士に協力をしていることをその為に俺達に剣を向けていることも。」
理吉が恋次に真剣に語り、それを恋次も黙って聞いていた。
「……でも俺思い出したんです。…俺が恋次さんに憧れて護艇十三隊に入ったんだということを。」
理吉が恋次に憧れて入隊をしたことを真剣に語っていた。
「俺、恋次さんには生きてほしいです。セーラー戦士と朱雀七星士に俺も協力をします。恋次さんの思う通りにかっこよく戦ってほしいです。」
「理吉…」
理吉の言葉に恋次も感心する。その後理吉が新しい髪紐と死覇装を取り出し、それを恋次に渡す。恋次もそれを受け取る。
「理吉、ありがとな。花太郎、岩鷲、俺達はこれから双極に向かう。手伝ってくれ。」
「阿散井副隊長、わかりました。」
「恋次、あかりと星宿と鬼宿達が空を飛んで双極を破壊にもうすぐ向かうそうだ。いいぜ。朽木ルキアを助けような?」
恋次の言葉に花太郎と岩鷲は了承し、3人で双極に向かう。
一方、日番谷は乱菊と共に中央四十陸室に向かっていた。後から雛森も日番谷が半人だと思っているため追いかけてきた。日番谷、乱菊は中央四十陸室が全滅していることに気が付くことになる。それはあかりが白哉に勝った後であり、先の出来事である。吉良が市丸に利用されて、雛森が愛染に刺されてショックを受ける。それは先の出来事である。雛森も藍染が生きていたことに喜んでいたが、用済みだと判断され、斬られる。ショックを受けて雛森が精神がおかしくなる。それは先の出来事である。
一方浮竹も双極破壊する道具をようやく解いて小椿、清音と浮竹が保護をした織姫、泰虎、巧、香蓮、雨竜と共に双極へと向かっていた。
一方、ルキアは山本総隊長にあかり達を無傷で現世に帰すよう頼み、それを山本総隊長も了承をする。それを聞いた白哉は内心星宿達を殺してあかりだけは生かしてその後強姦するために手に入れようと考えていた。その為ルキアを見限り見殺しにしようとしていた。その後、双極の矛を解放する。ルキアが双極の磔架まで上に運ばれる。
「(恐ろしくはない。私はよく生かされた。恋次と出会い、兄様に拾われ、海燕殿導かれ、そしてあかりと星宿と朱雀七星士に救われた。」
ルキアの脳裏にはあかりがセーラー戦士の姿で、星宿もあかりと共に戦っているのがわかっていた。白哉はルキアが処刑されそうなのを黙って見ていた。
「つらくはない、悲しくはない。悔いはない。心も潰してはいない。ありがとう。さようなら。」
ルキアが死を受け入れる覚悟をして涙をながしながら自分が死ぬのを待っていた。恋次、浮竹、小椿、清音、あかり、星宿、織姫、泰虎、香蓮、巧、朱雀七星士に心の中で感謝をして満足するルキアであった。
ルキアが処刑される少し前の場面であかりと星宿は夜一とシルフィアと会話をしていた。
「もうすぐ、ルキアの処刑が始まります。夜一さん、私と星宿はシルフィアからもらった空を飛ぶ道具を使って双極に向かいます。」
「シルフィア、夜一さんと共に行動を頼む。」
あかりと星宿がシルフィアと夜一にルキアを助けることをいい、夜一とシルフィアが一緒にいるように声を掛ける。
「あかり、星宿、朱雀七星士も気を付けてね。夜一よろしくね。」
シルフィアがあかりと星宿を心配をする。
「あかり、星宿、朱雀七星士も頼んじゃぞ。」
夜一も了承をする。その後あかりと星宿とは空を飛ぶ道具「セーラーマント」で魔力を使って、鬼宿達もマントを付けて、急いで双極の処刑上に向かい、ちょうど燬王がルキアに処刑をするために近づこうとしていたところであった。
「サンライトシールド!」
あかりが燬王の攻撃を防ぐためにセーラー戦士の結界を出す。それをあかり、星宿、朱雀七星士もルキア自身を包み込む。それをルキアが驚いていた。
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